1990年代に「魔性の女」と言われていたのが「葉月里緒奈」さんです。
彼女がそんなイメージとなったのも、15歳上の俳優・真田広之さんとの不倫逃避行や開き直り発言がきっかけでした。
名前:葉月里緒奈(はづきりおな)
旧芸名:葉月里緒菜
生年月日:1975年7月11日(43歳)
職業:女優
所属:元フライングボックス
出身:東京都
学歴:ウィリアム・フレムド高校
1995年に葉月里緒奈さんと真田広之さんは映画「写楽」(松竹・松竹富士)で共演したのをきっかけに交際が始まりました。
真田さんは当時、女優の手塚理美さんと結婚しており、手塚さんは妊娠7カ月でした。
二人の関係はよくある不倫だったのですが、当時19歳の葉月さんが思い切った行動に出たことで騒ぎが大きくなったのです。
なんと葉月さんは3月10日、フィリピンで映画のロケ中だった真田さんを追って単身マニラに向かったのです。
現地のホテルで真田さんと落ち合い、二人は2泊3日を過ごしました。
その様子が女性週刊誌にスクープされてしまいます。
取材によると、葉月さんは不慣れなマニラ空港で通りがかりの日本人に声をかけ、一緒に入国審査を通ったといいます。
声をかけられた日本人は葉月さんのことを知らなかったのですが、あまりにも危なっかしい様子に、現地コーディネーターに葉月さんを託し、待ち人が現れるまで一緒に空港で待ってもらことにしました。
そのコーディネーターが「誰が迎えに来るはずだったの?」と質問すると、葉月さんは「下沢さん(真田さんの本名)という人です。」と答えました。
「その下沢ってヤツ、どうせ妻子持ちのオヤジじゃないの。まだ子供なんでダマされているんだよ。」と冗談めかして言うと、葉月さんは「奥さんとは別れてくれるって言ってます」とキッパリと答えたそうです。
そうして待つこと5時間…
真田さんはスラム街の近くで撮影を行っており、迎えに出ることはできないということがわかりました。
葉月さんがコーディネーターの運転する車で真田さんが宿泊するホテルについたのは夜の10時過ぎ…
待ちくたびれた葉月さんを迎えたのは真田さん本人でした。
葉月さんの表情は不安から安堵…
そして歓喜へと変わり、やっと巡り合えた恋人の胸に体ごと飛び込んだのでした。
このマニラでの一部始終を女性誌は「空を駆ける略奪愛」と大々的に報じました。
不倫報道に対して、葉月さんは週刊誌の対談で「奥さんがいてもいなくても関係ない。今、彼と出会ったんだからしょうがない。離婚して出会ったらいいんですか。夫婦がうまくいかないからこうなった」など強気の発言をしたのです。
一方、真田さんの妻・手塚さんはマスコミの報道に対し、「そういう記事が出ていることは聞いていますが、ご心配して頂くようなことには決してならないと思いますよ」と答えました。
その言葉通り、結局、葉月さんは真田さんと破局…
1997年にイチロー選手との交際が報じられたり、翌1998年にはハワイの寿司職人と電撃結婚するも、わずか2カ月で離婚してしまいます。
また、同時期に篠山紀信さん撮影によるヌード写真集「RIONA」を出版するなど話題を呼びました。
その後、2004年に再婚した一般男性との間に長女が生まれ、しばらく芸能活動を休止していた葉月さんでしたが、現在は女優として活躍しています。
しかし、2015年には2度目の離婚をしていたことが明らかになりました。
最近では、月曜名作劇場「刑事夫婦3」(2017年)や金曜プレステージ 赤い霊柩車シリーズ32「羅刹の三姉妹」(2013年)などに出演されています。
一方、真田さんは不倫報道から2年後の1997年3月に手塚さんと離婚し…
当時、慰謝料は1億円にも上ると報道されました。
現在は拠点をハリウッドに移し、映画「ライフ」(2017年)や「Mr.ホームズ 名探偵最後の事件」(2015年)などに出演し、今も夢を追い続けています。
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