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藤田弓子…夫の河野洋との馴れ初めから結婚まで

テレビドラマ「あしたこそ」や「三匹のおっさん」、さらに映画では「泥の河」や「さびしんぼう」などに出演していた女優の「藤田弓子」さん。

そんな藤田さんが放送作家の河野洋さんと結婚したのは1985年のことでした。
果たして、二人の馴れ初めとはどのようなものだったのでしょうか。

名前:藤田弓子(ふじたゆみこ)
生年月日:1945年9月12日(74歳)
職業:女優、声優
所属:エム・ケイ・ツー
出身:東京都目黒区自由
学歴:東京都立城南高等学校




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女優の藤田弓子さん(当時39歳)と、放送作家の河野洋さん(当時46歳)の結婚が明らかになったのは1985年のことでした。
二人は2年間の交際を実らせて結婚することになったことを公表したのです。

(1985年)9月12日が私の40歳の誕生日なので、その日に入籍しようと話し合ってます。

とコメントした藤田さん。

そもそも二人の馴れ初めは、藤田さんが「輝け!日本仮装大賞」に審査員として出演した時で、同じく放送作家の高平哲郎さんが河野さんを紹介したことがきっかけでした。

その時、高平さんが「こちら藤田さんのファンの河野さん」と紹介すると、河野さんは顔を真っ赤にしてうつむいてしまったと言います。

初対面の印象を、

優しい目をした温かそうな人だなと思いましたね。

と感じたという藤田さん。

その日のうちに高平さんの家で麻雀をしたのですが、河野さんは大好きな女優・藤田さんと一緒で舞い上がってしまい、何をやったか覚えていないという状態だったとか。

それもそのはず…
当時の藤田さんと言えば、恋の女のイメージが強く、河野さんと初対面の日にも、

私って愛人の方が向いてるタイプなのよ。

といった自己紹介をしていました。
そんな藤田さんに河野さんはタジタジだったのです。

一方の河野さんは身長183センチの長身、多趣味で料理も自分で作ってしまうような人物でした。
早稲田大学在学中から放送台本を手がけており、音楽バラエティ番組「シャボン玉ホリデー」やバラエティ番組「巨泉×前武ゲバゲバ90分!」などで、テレビ史上に残るギャグバラエティーの基礎を築き上げた有望な作家だったのです。

ただ、河野さんは長年、別居していた夫人がおり、この1985年に離婚しています。
その当時は「ズームイン!!朝!」や「三宅裕司の大きなお世話だ!」(NTV系)などを担当していました。

初めて二人だけでデートしたのは去年(1984年)の2月。彼が私の舞台を見に来て、帰り一緒に帰ったの。彼の行きつけのお寿司屋さんで飲んだんだけど、おやじさんが「うちへ来る客の中で一番強いですよ」って。ま、私の3倍は強いわね。

と河野さんとの初デートを語った藤田さん。

1985年3月には「安寿子の靴」の京都ロケが終わった藤田さんのもとへ河野さんが駆けつけ、その夜初めて、小さな風情のある日本旅館で一夜を明かしたとか。

彼はエネルギッシュになりましたね。新しいことにどんどん挑戦して欲しいの。私も彼にいい女優だと思われていることが刺激になって、ちゃんと仕事をしようという気持ちの高まりを感じるんです。

と語った藤田さん。

実は結婚発表の1年半も前から、藤田さんは河野さんにプレゼントされた「Y」の字の入った金のペンダントをしていましたが、周囲の人は弓子のYだとばかり思っていました。

けれども、実は洋さんのYだったのです。
そのペンダントを結婚発表の前日に、どこかで落としてしまったという藤田さん。

このことに対しても河野さんは、

今度はマリッジのペンダント(同じYの字の入った)のを僕が買ってあげる。

と言った一場面もありました。

友達が「よくこんないい振り出し物が残っていたね」って。

と惚気っぱなしの藤田さん。

こうして二人は藤田さんの40歳の誕生日である1985年9月12日に結婚…
最近でも藤田さんはドラマや舞台、CMなどに出演するなど女優として活躍を続けています。




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