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松崎しげるの「国際免許無効」の真相とは!?




 

実は大学時代に真っ白をイメージする「ミルク(ホットミルク)」というバンドを結成していた「松崎しげる」さん。

今では逆に、独特の浅黒い肌がトレードマークで、ヒット曲「愛のメモリー」やTBS系ドラマ「噂の刑事トミーとマツ」で知られています。
そんな松崎さんが2006年11月に起こした事故は、思わぬ波紋を呼んだことがあるのです。

名前:松崎しげる(まつざきしげる)
本名:松崎茂幸(まつざきしげゆき)
生年月日:1949年11月19日(69歳)
職業:歌手・俳優
所属:オフィスウォーカー
学歴:日本大学藝術学部文芸学科



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2006年11月2日、午前10時過ぎのこと。
都内で車を止めた松崎しげるさん(当時56歳)が降りようと運転席のドアを開けた時、後方から走ってきたバイクがドアにぶつかりました。
バイクは転倒し、運転していた24歳の美容師男性は肘や手に1週間の軽傷を負ったのです。

事故そのものは大きなものではなく、男性との示談も成立しました。
ところがこの時、松崎さんは米国発行の国際免許で運転しており、これが大きな問題となったのです。

初めて松崎さんが自動車運転免許を取ったのは1989年。
場所はロサンゼルスでした。

当時は日本とアメリカを往復する生活で、ロサンゼルスのスタジオで長期間仕事をすることもあったからです。

自分でスタジオに移動することもあって、松崎さんは現地で免許を取得しました。
当初、米国内だけでの運転を考えていたのですが、国際免許を発行してもらえば日本でも運転できるとアドバイスされ、実際に日本でも乗り始めていたのです。

当時は取得が容易な海外で免許を取り、国内免許への書き換えや、国際免許で運転することが一般的に行われていました。
国際免許の有効期間は1年間ですが、頻繁に日米を往復する松崎さんにとってアメリカでの国際免許更新は、さほど面倒ではなかったのです。

しかし、2002年6月の道路交通法改正で、国際免許制度が大きく変更されました。
発行時に海外に3ヶ月以上滞在していないと国際免許は無効となったのです。
更新のために短期間渡航するだけでは、国際免許は効力を持たないようになりました。

松崎さんは2006年10月に国際免許を更新しましたが、短期間しか渡航しておらず、国内での運転は無免許運転となったのです。

もっとも2002年6月の改正は酒気帯び、酒酔い運転の厳罰化が目玉で国際免許の制度変更を知る人は少なかったのも事実。
松崎さんも法律が変わったことを知らないまま運転を続けていました。

それどころか2002年以降、警察に免許を提示する機会は何度かあったにもかかわらず、何も言われたことはなかったと言います。

事故を起こして初めて免許に効力がないことを知らされた松崎さんは、いきなり「無免許運転」と言われて、さすがにショックを受けていました。

翌2007年2月5日、道交法違反と業務上過失傷害の疑いで書類送検。
「警察には改正内容をきちんと告知する義務があるんじゃないか?」と言う人もおり、刑事訴追されることはなかったのですが、松崎さんは責任を取って仕事の自粛(じしゅく)を決意し、1カ月半の謹慎生活を送ったのです。

この時は3人目の子どもが生まれたばかり。
謹慎中はずっと家に居て、お風呂にオムツ替えに寝かしつけと子育てに奮闘しました。

実は免許制度の落とし穴に引っかかったのは松崎さんだけではありません。
2011年6月にはプロゴルファーの石川遼さん(当時19歳)も、遠征中にアメリカで取得した国際免許に効力がないことが発覚し、無免許運転で埼玉県警に書類送検される騒ぎになりました。
国際免許をお持ちの方は、もう一度、日本の免許制度を確認しても良いかもしれません。




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