全盛期には「マーシー」の相性で親しまれながらも、パンチラ盗撮で2000年9月に「ミニにタコができる」の言い訳が記憶に残る元ラッツ＆スターの「田代まさし」さん。
芸能界追放の致命傷となったのは、その後に起こした薬物事件でした。
名前：田代まさし（たしろまさし）
本名：田代政（たしろまさし）
生年月日：1956年8月31日（61歳）
職業：タレント
出生地：佐賀県唐津市
学歴：芝浦工業大学工業高等学校機械科
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盗撮事件後、一時活動な休止していた田代さんでしたが10カ月ほどで復帰…
その後も、たびたびテレビに出演するようになったのです。
しかし、2001年12月、近所の男性宅の風呂場をのぞいて軽犯罪法違反で逮捕され、さらに田代さんの自宅から覚醒剤が発見されて、これが薬物で最初の逮捕となりました。
事件を受けて所属事務所は契約を解除…
収録済みのテレビ番組も田代さんの出演シーンがすべてカットされ、巨額の賠償金が請求される騒ぎとなったのです。
ちなみに、この時は執行猶予付きの判決で塀の中には行かずに済みました。
ほどなくして、裏方とはいえ、Ｖシネマ監督として芸能関係の活動を再開…
その後はテレビへの復帰も検討されるようになっていきます。
ところが2004年9月20日の夜10時過ぎのこと…
都内コンビニの前に車を止めていた田代さんの横にパトカーが止まって、警察官が「物騒な事件が多発していますので、ちょっとお話を」と話しかけてきました。
「ちょっと中を見てもいいですか」と車内を調べた警官は、ほどなくダッシュボードからＶシネマ撮影で使っていたバタフライナイフを発見…
田代さんは銃刀法違反の疑いで署への同行を求められたのです。
このとき、田代さんのカバンの中には覚醒剤と大麻がありました。
取り調べの最中に発見され、「銃刀法違反だけで乗り切れるかも」という田代さんの淡い期待は打ち砕かれたのです。
薬物を見せられた田代さんは急激に胃が痛くなり、記憶がプッツリと途切れてしまいます。
意識を失った田代さんは担架に乗せられ、そのまま近くの病院に運び込まれました。
その後、署に戻って取り調べが再開されたものの、出されたパンと胃薬を全部机の上に吐いて再び失神したのです。
次に気が付いた時は留置場の中だったといいます。
前回、下された執行猶予3年の期間が明けるわずか半年前の出来事でした。
覚醒剤を再び使用したのは逮捕4カ月ほど前のこと…
別居中の妻に「帰ってきて欲しい」と手紙を出したが、断られて、辛さを忘れるために手を出してしまったといいます。
猶予中の再犯となったことで2005年2月に3年6月の実刑判決が下され、栃木県の黒羽刑務所に収監…
別居中だった妻とは2005年に離婚が成立しました。
2008年6月26日に満期出所…
しかし、待っていた現実は想像以上に厳しいものでした。
借家も公共料金の支払いもままならず、仕事にも中々ありつけません…
出所後行われたトークライブと記者会見では刑務所生活の辛さを語り、「薬物に手を出す気持ちはまったくありません」と語りました。
しかし、復帰を期待する声も出るようになった2年後の2010年9月にコカイン所持で逮捕…
握手会で大麻を渡されたことが薬物使用再開のきっかけだったといいます。
2011年7月に3年6月の実刑判決…
2014年7月に仮釈放されてからは民間の薬物依存リハビリ施設「ダルク」のスタッフとして活動していました。
またこの時、同じく覚せい剤取締法違反などで有罪判決を受けたASKAさんに会っていたことを明らかにしています。
2016年2月には、清原和博さんが覚せい剤取締法違反で逮捕されたことを受け、NHK「ニュースウオッチ9」や民放テレビの報道番組にも出演しました。
2018年4月には、2015年に亡くなった電撃ネットワークの三五十五（享年52）を偲ぶライブ「電撃クレイジーナイトスペシャルライブ！三五十五ゆかりの芸人達大集合」で南部の呼びかけによりステージに立っています。
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