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峯田和伸(銀杏BOYZ)が実家「峯田電器」を継がなかった理由とは?




 

ロックバンド「GOING STEADY」のボーカル・ギターとしても活躍し、現在はパンク・ロック・バンド銀杏BOYZで活動している「峯田和伸」(GOING STEADY時代は「ミネタカズノブ」)さん。

一般的には、このようにロックバンドやシンガーソングライター、俳優として知られている峯田さんですが、実は実家が年商5億円以上を売り上げる電器会社「峯田電器株式会社」だったことはあまり知られていません。

名前:峯田和伸(みねたかずのぶ)
生年月日:1977年12月10日(41歳)
職業:シンガーソングライター、俳優
出身:山形県東村山郡山辺町
学歴:東京情報大学経営情報学部卒業

峯田和伸さんの実家は「峯田電器株式会社 エルワン ミネタ」という電器屋です。
電器屋というと、小さな町の電器屋さんをイメージする人も多いかと思いますが、峯田電器は山形県内に8店舗(エルワングループ)を構える地元密着型電器店なのです。

会社名:峯田電器株式会社 エルワン ミネタ
住所:山形県東村山郡山辺町山辺1272-4
TEL:023-664-7912
FAX:023-664-7913
代表:峯田季志
創業:1947年
従業員:23名




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峯田電器の現在の社長は二代目社長の峯田季志(ひでじ)さん…
和伸さんの父親になります。

父・季志さんは地元の有志で、山辺町商工会会長を始めとして、山形県電機商業組合理事長、山形県パナソニックショップ連合会の会長、全国電機商業組合連合会の副会長など、いくつもの役職を兼任しています。

和伸さんは長男で、2歳下の弟の和宣さんと、6歳年下の妹の3人兄弟…
峯田電器は和伸さんの祖父が1947年に創業し、1971年に父・季志さんが二代目となり、当然三代目は長男の和伸さんが継ぐものと思われていました。

ところが、和伸さんが東京情報大学の2年生のとき、大学のある千葉市にいた和伸さんは、「アルバイトが忙しくて地元の成人式に帰って来れない」と親に告げます。

父・季志さんは「3代目として顔も名前も売っとかなくちゃいけないんだから(帰って)来るように」と怒ったところ、和伸さんは帰って来たのですが…
その時にアルバイトではなく、バンドをやっていてレコーディングが理由で帰れなかったことを打ち明けました。

さらに、そのまま音楽の道に進み、峯田電器は弟の和宣さんに譲っても良いという話もしたのです。

当然、父・季志さんは猛反対…
しかし、和伸さんが「どうしたら認めてくれるか?」と尋ねると、「大卒の5倍の年収をとるようになったら認める」という条件が父・季志さんから出たのでした。

きっと、父・季志さんも芽が出なかった諦めてくれるだろう…
との思いもあったのだと思います。

けれども和伸さんは、自身がボーカル・ギターを務めるロックバンド「GOING STEADY」でCDデビュー(当時は「ミネタカズノブ」)…
GOING STEADYは、2000年代初頭に流行った青春パンクブームの火付け役バンドにまでなったのです。

そうして、大学を卒業する時には、父・季志さんの条件であった大卒の5倍の年収をクリアし、2003年にGOING STEADYは解散するも、現在に至るまで銀杏BOYZ(ぎんなんボーイズ)のボーカル、ギターとして活躍することとなりました。

父・季志さんからすれば、子供の頃から家族や周りからも、「3代目」と期待されていた和伸さんがまさか…
と言った心境だったでしょうが、結局、峯田電器は弟の和宣さん(現:専務取締役)が後を継ぐ形になったのです。

峯田電器は40年以上も年間売上ダウンが1度もない店としても全国から注目されており、年商は5億円以上…
15人の営業担当が、1人1日30世帯を回り、大型店はできない超・地元密着型のビジネススタイルが高い評価を受けているといいます。

そんな峯田電器の3代目社長というポストを捨て、大好きな音楽の世界へと飛び立った峯田和伸さん…
そんな人だからこそ、いつまでも青春時代のような熱い歌声が多くの心にも響くのではないでしょうか。




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