2013年にドラマ「ラスト♡シンデレラ」(フジテレビ系)で女優デビューを果たした「芳根京子」さん…
そんな彼女は過去に難病「ギランバレー」を発症していたことを打ち明けています。
果たして、この「ギランバレー」とはどのような病気なのか?…
また症状や後遺症、さらには意外な感染原因についても紹介していきたいと思います。
名前:芳根京子(よしねきょうこ)
生年月日:1997年2月28日(21歳)
職業:女優
所属:ジャパン・ミュージックエンターテインメント
出身:東京都
Sponsored Links
芳根京子さんが「ギランバレー」を発症したのは中学2年生のときでした。
◆ギランバレー症候群とは?
ギランバレー症候群は、ワクチン接種などをきっかけにして発症する神経疾患の一つ。
人口10万人あたり年間1~2人ほどの発症数だと言われているものの、感染症の流行の有無によっても変わってくるとされる。
また、年齢に関係なく発症する病気だが、加齢と共に発症者は増加し、高齢者に多い疾患でもある。
非常に珍しい病気ではありますが、サッカー選手の「佐藤寿人」さんや元政治家の「川口順子」さん…
タレントの「安岡力也」さんや女優の「大原麗子」さんなど、多くの芸能人・有名人も発症経験を持つ病気なのです
◆ギランバレー症候群の症状
一律に同じような症状が現れるわけではなく、初期症状ではピリピリとした手足の先のしびれがある人が多い。
さらに手や足、顔面や呼吸機能などにも影響を及ぼすこともある。
中には重症化して歩行が困難になったり、話すことや水も飲み込めなくなるケースもあり、さらに深刻化すると全身が動かなって寝たきりの状態になる人もいる。
芳根さんもこのギランバレー症候群の影響で、1年ほどは学校に通うことにも困難だったといいます。
芳根さん自身も「実際そうなるとね、なかなか笑顔になるのなんて難しかったりするんですけどね、とにかく毎日楽しい事探してたなー」と語っており、手足だけでなく顔にもしびれが発生していたことがうかがえます。
◆ギランバレー症候群の感染原因
感染症やワクチン接種などをきっかけにして感染すると言われている。
細菌やウイルスに感染すると神経を攻撃してしまう抗体(自己抗体)が作られ、この自己抗体が神経を障害することで、ギラン・バレー症候群が発症すると考えられている。
そのため、インフルエンザワクチンなどのワクチンや薬剤でも、このような免疫反応を誘導することがあると言われており、原因となるきっかけが起きて1~3週間後に発症するケースが多い。
芳根さんがギランバレー症候群を発症したきっかけも、ひょっとするとこのインフルエンザワクチンなどの接種だったのかもしれません。
彼女の免疫システムが極度に神経を刺激した結果、発症してしまったのでしょう。
◆ギランバレー症候群の後遺症
ギランバレー症候群はほとんどの場合、一度治癒すると薬の服用などもなく、通常通りの生活を送ることができる。
ただし、重症化して寝たきりなった場合は、完治まで数ヶ月~数年かかることもある。
発症者のの7~8割は元の筋力に戻るとされ、残りの2~3割も筋力低下やわずかな手足のしびれが残ったりするケースもあるが、日常生活に影響を及ぼさないケースが大半だとされる。
「1年間くらいは普通に学校に通うことが難しい時期はありました」と語る芳根さん…
「難病とは言われているけど、自然に治る病気。今は完治してる。病気のあとは急激に足が早くなったり、持久走で1位になったりしてるので全然、支障がない!」と完治していることをコメントしています。
また「少ない可能性ですが、この病気で亡くなった方もいると聞いて、そこから命の重さを自分で実感しましたね。人として、自分はこんなにも周りの方に支えられているんだと。そういう経験したからこそ、しっかりと自分を持とうと考えるようになった」と語っていました。
さらには「自分はこんなにも周りの方に支えてもらってるんだ」ということを実感し、「それからはちゃんと『ありがとう』とか『ごめんなさい』とか言葉をしっかり、伝えようっていう意識が出てきました。病気を経験したから、ちゃんと自分を持とう、って思えたのかな、変わったのかな、って思います」とも、当時のことを振り返って語っています。
ギランバレー症候群という難病を経験したことで、デメリットだけではなく、芳根さん自身が気づかされたり、成長できたというメリットもあったようです。
Sponsored Links