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布袋寅泰…妻・今井美樹の父親の葬儀で大怪我する?!





2002年5月4日、ギタリストの布袋寅泰さん(当時40歳)が、妻の今井美樹さん(当時39歳)の父親の葬儀の夜に繁華街で転倒し、大ケガを負う事件が起きました。

名前:布袋寅泰(ほていともやす)
生年月日:1962年2月1日(中退)
職業:ロックミュージシャン、ギタリスト
出身:群馬県高崎市江木町
所属:DADA MUSIC
学歴:新島学園高等学校

午前3時、宮崎市内の歓楽街のビルの前で、酔った長身の男が大声で怒鳴っていました。
特徴のあるその顔つきは見覚えのある有名人…
布袋寅泰さんその人だったのです。

布袋さんの怒りの矛先は、さっきまで飲んでいたそのビルの中にあるバーの店員…
店員は「勘弁して下さい」と頭を下げて謝るも、酔った布袋さんの勢いはやまず、店員をにらみつけて、にじりよっていきました。

これは大事になりかねないと、遠巻きに事態を見守っていた布袋さんのスタッフ2人が懸命に布袋さんを静止しようと割って入ります…
怒りがやまない布袋さんとスタッフが揉み合うような形になりました。

その瞬間、路面が雨で濡れていたこともあって、そのうちに誰かが足を滑らしたのです。
そして3人は重なり合うようにして倒れていきました。

目撃者によると、この時「ガツン」という大きな音が周囲に鳴り響いて何事が起きたのかと驚いたといいます。
スタッフたちは無事起き上がりました。

しかし、布袋さんは手を上に伸ばしたような奇妙な格好で白目をむき、気を失っていたのです。
頭の左側を強打したようでした。

女性マネジャーが布袋さんに呼びかけます…
50分ほどして、やっと意識が戻って、集まってきていたヤジ馬たちに向けて、布袋さんはガッツポーズをしたといいます。

とりあえず、スタッフらは布袋さんを抱えてタクシーに乗り込みました。
そうしてその日は皆、東京に戻ったのです。

しかし、布袋さんは頭の痛みが引かないために都内の病院で診察を受けました。
すると「急性硬膜外血腫と頭蓋骨骨折で全治2カ月」という重傷…

そのまま、緊急手術を受けることになったのです。
これで5月17日から7月13日まで行われる予定だったツアーは延期になりました。

事故の前日、5月3日には妻・今井美樹さんの父が1日に急死したのを受けて、宮崎市内で葬儀が営まれました。
布袋さんは妻と一緒に参列しましたが、その日の葬儀とともに行われた初七日法要の際、今井さんの親族に勧められ酒を飲んでいた布袋さんに対し、別の親族が「こういう場だから、酒は控えた方がいい」と今井さんに告げたことから、布袋さんと今井さんの夫婦喧嘩が始まったのです。

布袋さんらが繁華街に出て飲み始めたのは夜10時過ぎ…
布袋さんはため息をついたり、ずっと不機嫌そうに飲み続けていました。

それが高じたのか、事故の直前に入った4軒目のバーで他の客が今井さんの話をしていたことに布袋さんが怒り出します。
それで店員がなだめに入ったのが、この事件のきっかけでした。

布袋さんは2週間入院して、その後は自宅療養…
回復し、ステージに復帰できたのは8月14日でした。
幸い、後遺症は残らなかったようで、元気な姿を見たファンは安堵したのです。

布袋さんは1981年にBOØWYのギタリストとしてデビュー…
1988年の解散後はソロで、ミュージシャンとして活躍しています。

2012年からは今井さんとこの事件直後に生まれた長女とともにロンドンに移住し、音楽活動を続けています。

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