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伊吹吾郎…アイヌ民族説をガチで考察してみた件





1966年第7期生東宝ニューフェイス入りし、東宝俳優養成所に入所…
1968年にフリーになってから、テレビドラマ「さむらい」でデビューした「伊吹吾郎」さん。

そんな伊吹さんをネット検索すると、「アイヌ民族」というキーワードが出てくることがあります…
ストレートに解釈すると、「伊吹吾郎さんはアイヌ民族」となります。

さて、この話、実際のところはどうなのでしょうか?…
今回はその真相を探ってみました。

名前:伊吹吾郎(いぶきごろう)
本名:伊吹勝敏
生年月日:1946年1月2日(72歳)
職業:俳優、司会者
所属:オフィス斬
出身:北海道爾志郡熊石町(現・二海郡八雲町)
学歴:国士舘大学工学部(中退)




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アイヌと言えば、何と言っても「北海道」です…
ということで、伊吹さんのプロフィールの中でも、一番最初に目がいくのが伊吹さんの出身地ではないでしょうか。

伊吹さんの出身地・出生地は北海道爾志郡熊石町(にしぐんくまいしちょう)…
現在の二海郡八雲町(ふたみぐんやくもちょう)になります。

ちなみに大学は国士舘大学を中退している伊吹さんですが、高校は北海道にある「北海道釧路工業高等学校」を卒業しています。
つまり、18歳くらいまでは北海道にずっといたものと思われます。

そもそも「アイヌ(民族)」とは、北海道を主な居住圏とする先住民のことです。
過去には樺太や千島列島、本州北端などにまで居住範囲を広げていた時期もあり、現在では北海道地方だけでなく、首都圏等にも居住していると言います。

2017年の調査では、北海道内のアイヌ人口は約13,000人というデータもあり、古いものだと1989年の東京在住ウタリ実態調査報告書では、首都圏在住のアイヌは10,000人を超えるとされています。

つまり、21世紀の現代において、アイヌ民族もしくはアイヌ民族の子孫にあたる人は、北海道だけでなく日本全国どこにでも住んでいる可能性があるということになります。
その意味では北海道出身で、現在は都内在住の伊吹さんも例外ではないでしょう。

ただし、2006年に行われた北海道庁の調査では、北海道内のアイヌ民族は23,782人となっており、支庁別にみた場合では胆振支庁(いぶりしちょう)や日高支庁(ひだかしちょう)、石狩支庁(いしかりしちょう)に多いことがわかっています。
一方で、伊吹さんの出身地は、檜山支庁や渡島支庁にあたり、比較的アイヌ民族が少ない地域でもあるのです。

さて、伊吹さんが「アイヌ民族では?」と言われている理由は、何も伊吹さんが北海道出身だからだけではありません。
北海道出身の芸能人・有名人は他にも、俳優の大泉洋さんやお笑い芸人のタカアンドトシさん(2人とも)、歌手の松山千春さんに北島三郎さん、元ボクサーの内藤大助さんやGLAYのメンバーなどなど、たくさんいらっしゃいますからね。

その中でも伊吹さんだけが特にアイヌ民族では?と言われる理由は、ズバリその見た目…
つまり「顔」だと言っても良いでしょう。
例えば、アイヌ民族は下記のような顔の特徴を持っていると言います。

皮膚の色は、黄色みの乏しい明褐色
頭毛が波状を呈し、断面形が扁平
脳頭蓋の前後径が大きく、頭長幅示数が長頭に近い中頭型
顔高が低く、頬骨弓幅が広い
眉稜、鼻骨の隆起が強く、目はくぼみ、上瞼は二重瞼が多く、蒙古ひだが少ない
耳垂が発達し、癒着型は少なく、遊離型がほとんど
歯の咬合型式は鉗子状が多い

当然、その全てが伊吹さんに当てはまるわけはないのですが…
資料などで残されているアイヌ民族の写真などと見比べてみると、北海道出身の有名人の中でも伊吹さんがの顔の特徴が、アイヌ民族の特徴と類似している部分が多いためと考えられるのです。

もちろん、これは主観ではありますが…
インターネットで「伊吹吾郎」と検索すると、候補キーワードに「アイヌ民族」と出てくることを考えると、多くの人がどうしても同じようなイメージを持ってしまうのかもしれませんね。




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