皆さんは僧侶の「水無昭善(みずなししょうぜん)」さんを覚えているでしょうか?…
おネエ言葉を話すお坊さんとして、一時期はメディアに取り上げられたスカイコーポレーション所属のタレントでもあります。
名前:水無昭善(みずなししょうぜん)
本名:非公開
生年月日:非公開
職業:タレント、僧侶(阿闍梨)
所属:スカイコーポレーション
Sponsored Links
水無昭善さんの名前が知られるようになったきっかけは、2009年10月19日に放送されたバラエティ番組「森田一義アワー笑っていいとも!」(フジテレビ)でした。
まだ、鈴木凛さんや渡辺直美さんが“いいとも少女隊”だった頃のことです。
当時、いいともには「ホントに来てくれるかな?○○すぎるっ!ホニャララさん」というコーナーがあり、その一つに「おネエすぎるお坊さん」が募集されたのです。
「出場希望者は朝10時にアルタ前集合」との触れ込みだったのですが、集まったのはたった一人…
それが水無昭善さんでした。
水無昭善さんいわく、知人の僧侶にダマされて出演させられたとのこと…
しかし、このいいとも出演がきっかけとなり、「水無昭善さんに聞してみよー!」というコーナーが急きょ作られたのです。
それからの水無昭善さんは、その独特なおネエキャラクターがウケ、様々なテレビ番組に出演したり、自身でも“つらい時は「やってらんな~1」て叫べばいいのよ”(宝島社)や、“仏母のこころ”(小学館)などの著書を執筆するなど精力的に活動していました。
また、当時の水無昭善さんの肩書きは、幼い頃から寺に出入りしており、15歳の時に仏門に入った…
さらに、和歌山県の高野山で修行を重ねて、2007年から自身が設立した祥炎山不動院の住職を務めているというものでした。
しかし、水無昭善さんの名前が売れるにしたがって、祥炎山不動院の存在が確認できないとインターネット上で騒がれるようになります。
過去にアップされていたホームページや著書などには、岩手県の久慈市天神堂(くじしてんじんどう)に寺院があると記載されていたのですが、この近所にお寺らしきものはなく、祥炎山不動院も宗教法人の登録が確認できないと言われました。
また、ホームページはすでに削除されているのですが、以前は「岩手県久慈市にて生まれる。生来より仏神に親しみ、15歳より修業に入る。23歳の頃、高野山に修業、阿闍梨(あじゃり)となる。」と書かれており、「時間はご来院・電話相談ともに原則、約1時間から2時間まで。ご相談料は3万円になります」との記載もありました。
このような背景もあり、2012年頃からはインターネットだけでなく、週刊誌などでも「祥炎山不動院は実在するのか?」、「本当に阿闍梨なのか?」、「相談料が高額過ぎるのでは?」などと掻き立てらたのです。
これらの報道に対し、水無昭善さん側は「祥炎山不動院は実家に壇を設えてお寺にしている」、「阿闍梨であることは事実」、「相談の内容、結果についての満足度には個人差があり、相談料は払う人の判断次第」と答えています。
しかし、トラブルはこれだけに止まらず、翌年の2013年には水無昭善さんや出版各社に匿名での誹謗中傷、イベントなどの中止を求める妨害行為が行われました。
また、これらの妨害行為によって高野山の師匠と水無昭善さんの師弟関係が破綻してしまったのです。
この理由としては、水無昭善さんの一連のトラブルの影響が、今度は高野山の方にも派生したためだと言われています。
ただし、今現在はこの関係も修復し、水無昭善さんと高野山の師匠と和解して、複籍しているそうです。
現在もブログ(https://ameblo.jp/shozen-mizunashi/)などで、水無昭善さんの活動を確認することができます。
最近では2018年7月16日に、浅草のほおずき市に行っていたことをコメントしています。
また「講演依頼.COM」(https://www.kouenirai.com/)というサイトで、講師一覧→人権・福祉の講師一覧→平等の講師一覧→とたどっていくと、水無昭善さんの名前が出てきます。
そこでは、主な講演テーマとして、
人々が抱える様々な問題…人生、仕事、恋愛、家族、お金、運命などについてアドバイスします。全ての悩みをすっきり解決!悩んで悩んで解決できず、苦しんでいる人々に救いの手を差し伸べます。厳しい修行を乗り越え、多くの個人や企業の悩みに耳を傾けられてきた水無氏からありがたいお言葉を聴くことが出来る講演です。
と紹介されていました。
おそらく今現在の水無昭善さんは、執筆活動に加えて、こういった講演活動をされているのでしょう。
またテレビに戻って来て、おネエなお坊さんとしての姿も見ていみたいものです。
Sponsored Links