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平尾昌晃…拳銃不法所持で逮捕された真相とは?!




 

社団法人日本作曲家協会・常務理事や社団法人日本音楽著作権協会(JASRAC)理事を歴任し、作曲家として数々の曲を提供していた「平尾昌晃」さん。
2017年7月21日に亡くなった平尾さんですが、実は過去に拳銃不法所持で逮捕されたことがありました。

名前:平尾昌晃(ひらおまさあき)
出生名:平尾勇
別名:平尾昌章
生年月日:1937年12月24日~2017年7月21日
職業:作曲家、歌手
出身:東京府東京市牛込(現・東京都新宿区)
学歴:慶應義塾高等学校(中退)




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平尾昌晃さんが逮捕されたのは1965年2月20日、容疑は拳銃不法所持でした。
平尾さんが独自のルートで手に入れた拳銃2丁をハワイから持ち帰り、帰国後「日頃、興行でお世話になっているから」と、名古屋と東京の暴力団組長にプレゼントした事件が発覚したのです。

ただ、この事件に際して、平尾さんは起訴や有罪にはなっていません。
とは言え、当然お咎めなしとはいかず、拳銃不法所持で逮捕され、10ヵ月の謹慎生活を余儀なくされました。

同時に仕事も一気に失います。
地元の神奈川県茅ヶ崎市の実家へ帰り、しばらくは失意の日々を送っていました。
この事件を受け、平尾さんは22日間拘留され、釈放後「軽率だった」との反省文が雑誌に掲載されています。

確かにこの事件は平尾さんが軽率だったと言わざる得ません。
当時は芸能界と暴力団の関係は非常に近い関係にありました。

実はこの前年、1964年の8月10日に里見浩太朗さん(当時27歳)と山城新伍さん(当時25歳)が、銃砲刀剣類所持等取締法違反と関税法違反で取り調べを受けていたからです。
里見さんと山城さんは書類送検の後、起訴されて1965年2月に懲役8月、執行猶予3年の判決を受けました。

この事件も平尾さんのケースとほとんど同じで、2人がハワイからピストルを密かに持ち帰って、山城さんが暴力団の幹部に拳銃を渡したというものだったからです。

この半年後に起こした平尾さんの拳銃所持・密輸事件は、事件性もさることながら、里見さん・山城さんの事件で騒がれてすぐの軽率な行動だったと言わざる得ないでしょう。

そんな平尾さんも肺がんを患って2年間の闘病の末、2017年7月21日、肺炎のため東京都内の病院で亡くなりました。
享年79歳…
また、亡くなってから2016年に再々婚していたことが明らかとなったことでも話題になりました。




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