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三宅裕司…嫁・正子との婚約会見と馴れ初めとは?!




 

1986年6月9日に、小学校時代の同級生で、当時は能力開発セミナー会社に勤めていた天野正子さん(当時34歳)と結婚したタレントの「三宅裕司」さん(当時34歳)。
今回はそんな二人の結婚秘話に関するお話です。

名前:三宅裕司(みやけゆうじ)
生年月日:1951年5月3日(68歳)
職業:コメディアン、俳優、タレント、司会者
所属:アミューズ
出身:東京都千代田区神田神保町
学歴:明治大学経営学部




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三宅裕司さんと天野正子さんは東京都千代田区にある西神田小学校(現:お茶の水小学校)の同級生でした。
先に恋心を抱いたのは正子さんの方で、小学校4年生の時だったと言います。

共に同じく千代田区立一橋中学校に進学しましたが、当時は一学年が12クラスもあるマンモス校で、ほとんど話をしたことはありませんでした。
高校は別々でしたが、高校2年生の時に小学校時代のクラス会があり、ここで再会したのです。

それから交際を重ねながら、婚約にこぎつけた三宅さんと正子さん。
婚約発表は、当時、三宅さんがパーソナリティーを務めるニッポン放送の「三宅裕司のヤングパラダイス」の番組内で行われ、記者会見は生放送されました。

1986年3月24日午後10時過ぎ、1979年に三宅さんが小倉久寛さんや八木橋修さんら15人のメンバーと旗揚げした「劇団スーパー・エキセントリック・シアター(SET)」の劇団員30名が待ち受ける中を三宅さんが正子さんと一緒に登場します。

劇団員からは「顔がこわばってるよ!」、「悲しんでるみたいだぞ!」とヤジが飛び、

僕たちの婚約を待ったにファンの皆様に伝えたいということで、こういう形の記者会見になりました。

と三宅さんが挨拶をしました。

続けて、

記者の人に僕たちの資料をお渡ししていますが、高校で50人中49番の成績というのは嘘で、本当は51人中49番です。

と訂正して爆笑を誘ったのです。

それからは記者からの様々な質問が出ました。
記者「正子さんは、小学4年の時に三宅さんに憧れたと言っていますが?」

僕は小学校の時、モテるタイプだったんですね。実は各学年・学期ごとに好きな女の子が変わるんです。一度整理する意味で名前を書いて、一覧表を作っていたのですが、それによると5年生の2学期の時、彼女の名前を書き入れてます。

と三宅さん。

記者「小学校時代に三宅さんはよく正子さんをいじめたそうですね?」

よくノートを取られたり、隠されたりしました。でも今考えると、いじめられるのが嬉しかったみたい。

と正子さんが答えると、今度は三宅さんが

変な趣味ですねぇ(笑)でもいじめると、彼女は屋上までほうきを持って追いかけて来て僕は逃げまどったものです。

とコメントしました。

記者「結婚を意識されたのはいつ頃ですか?」

高2で再会した時ですかね。でも僕たちの関係は必ずしも順調ではなく、7回も別れがあったんですよ。でも結局その後また付き合って、腐れ縁ですね。別れで一番大きかったのは、27歳の時ですね。

と三宅さんは打ち明けたのです。

27歳の時と言えば、三宅さんが明治大学経営学部を卒業し、「大江戸新喜劇」という劇団に参加していた頃でした。
当時は無名で生活も苦しく、喫茶店でアルバイトをしてやっと生計を立てる状態だったと言います。

僕は山が好きで、夏休みに彼女を連れて山に行き、山小屋に泊まったんです。そしたら夜、彼女がトイレに行きたくなったんだけど、一人で行くのは怖いと言うんで、僕がついて行ったんですよ。外に出たら、手を延ばせば届くような満天の星で、二人でじっと星を見つめていて、僕が「結婚婚しよう」と言ったんです。でも将来性がないということで、先方のご両親に認めてもらえず、僕自身も納得して別れました。

と三宅さん。

この時、三宅さんは正子さんと、山梨県に住む正子さんの祖母の所に行って、口添えを頼んだそうですが結局はうまくいかなかったと言います。
当時の二人にとっては深刻な別れだったのですが、正子さんは「別れても、またいつか会えたらいいなと思っていました」と語っています。

記者「あらためて結婚を決意されたは、いつのことですか?」

一昨年(1984年)に、また彼女と付き合うようになって、プロポーズしたのは新宿の寿司屋でした。だいぶ酔っぱらっていましたけど。

と三宅さんが話し、続けて正子さんが

当時、彼はすでに有名だったし、そうなると逆にもう結婚できないんじゃないかと思っていたので、半信半疑でした。でも嬉しかった。

とコメントしました。

記者「お互いの魅力については?」

同窓会の時のフィーリングが、そのまま続いている感じです。シャレがわかって、同じ所で笑えるというセンスですね。

と三宅さんが話すと、正子さんも

私も笑うことが好きだし、彼の舞台も生き方も大好きです。

と語ったのです。

最後に三宅さんは、

自分は一生、喜劇をやり通していきたい。そのために僕を支えてくれる最高の女性を見つけたと思います。

としみじみ語って、会見を締めくくったのです。
小学4年生から数えて、25年目に結ばれた三宅裕司さんと天野正子さん婚約会見と馴れ初めでした。




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