父親はイタリア系アメリカ人。
母親は女優・画家として活躍する雪村いづみさんで、その雪村さんの長女で同じくタレントや画家として活動しているのが「朝比奈マリア」さんです。
そんなマリアさんが旦那・上田健一さんとの婚約を発表したのは、1985年1月のことでした。
果たして、二人の馴れ初めはどのようなものだったのでしょうか。
名前:朝比奈マリア(あさひなマリア)
本名:上田マリア
生年月日:1962年3月15日(57歳)
職業:タレント、画家(アクセサリーデザイナー)
出生地:アメリカ合衆国ワシントンD.C.
学歴:清泉インターナショナルスクール(中退)
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タレントで画家としても活躍する朝比奈マリアさん(当時22歳)と、フリーのテレビプロデューサーの上田健一さん(当時30歳)が婚約を発表したのは、1985年1月28日のことでした。
そもそも二人を結びつけるきっかけになったのは、年1回武道館で開催されていた「世界歌謡祭」でした。
世界歌謡祭とは1970年から1989年まで、ヤマハ音楽振興会が主催し、日本武道館で開催されていたポピュラーソングのコンテストのことです。
ちなみにマリアさんの母・雪村いづみさんは第1回東京国際歌謡音楽祭(世界歌謡祭)で歌唱グランプリを受賞しています。
その縁もあってか、マリアさんは1983年から世界歌謡祭の司会を務めており、旦那となる上田さんは世界歌謡祭の番組制作担当の一人だったのです。
スタッフの一人に彼がいたのは知ってたけど、全然意識してなかった。
と、当時の上田さんの印象を語るマリアさん。
一方の上田さんも、
以前、僕がスタッフとして参加し、音楽番組に出てもらったことがあるけど、やる気がない様子なので、話もしませんでした。
と、お互いにあまり良い印象を持っていなかったのです。
そんな上田さんがマリアさんの家へ遊びに行くようになったのは1984年の春頃。
朝まで話し込んだりして楽しかったんですけれど、考えてみたら図々しい人だなと思ったんです。「恋人でもないんだからケジメをつけたい」と言いました。
とマリアさんが言うと、プライドを傷つけられたと感じた上田さんは、
君に女なんて感じない。
と怒ったのですが、今度はそんな上田さんにマリアさんが惹かれていきました。
熱烈な恋愛感情はないけど、こういう人と一緒にいるだけでとても安心できるんです。
と語るマリアさん。
そんな二人を見て、いつもヤキモキしていたのが母親の雪村いづみさんでした。
そうしてある時、雪村さんは上田さんに「泊まっていったら?」とすすめて、応接間に上田さんを泊めたのです。
これがきっかけとなり、1984年の8月からはずっと泊まることになり、マリアさんと上田さん、そして雪村いづみさんの3人の暮らしが始まったのでした。
つまり、二人は婚約発表前から実質的に夫婦のような生活を送っていたのです。
本当は身長180センチ以上の人が理想だったんだけど(ちなみに上田さんはマリアさんよりも低い163センチ)彼には、それに勝るものがあったんです。
と話したマリアさん。
挙式は1985年6月8日に東京都内のホテルで行うことが決まりました。
また、1985年7月2日放送のワイドショーでは、二人が新婚旅行へ姿が放送されています。
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