世界選手権個人スプリントで10連覇、特別競輪では12勝を達成し、賞金王にも歴代最多の6回を獲得した元競輪選手の「中野浩一」さん。
現在はスポーツコメンテーターやタレントとして活躍している中野さんが、歌手でタレントのNAOMI(旧姓:小久保尚美)さんと結婚したのは、1987年1月のことでした。
ここでは中野さんと小久保尚美さんの馴れ初めに関してご紹介したいと思います。
名前:中野浩一(なかのこういち)
生年月日:1955年11月14日(63歳)
職業:元競輪選手、自転車競技選手、スポーツコメンテーター、タレント
出身:福岡県久留米市
学歴:福岡県立八女工業高等学校
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1986年の8月にアメリカのコロラドスプリングスで行なわれた世界選手権で、前人未到の10連覇を達成しノリにノっていた競輪選手の中野浩一さん(当時30歳)が、結婚したのは1987年1月のことでした。
お相手は当時、元歌手の小久保尚美さん(当時22歳)です。
小久保さんは1964年1月30日、群馬県安中市に生まれました。
1983年6月に愛川みささんのカバー曲「誰にも云わないで」で、渡辺プロダクションからアイドル歌手デビューしています。
この年に新宿音楽祭では新人賞も受けていましたが、翌年には引退。
その後は実家の履物店を手伝いながら、花嫁修業中でもありました。
中野さんと小久保さんの出会いは、1986年の2月、共通の知人と3人で食事をしたのが馴れ初めです。
その後、中野さんが入院した際に小久保さんが見舞いに行くなどして、二人は交際を深めていきました。
婚約発表は、結婚式の前年である1986年に東京・赤坂プリンスホテルで行われました。
最初はテレ臭そうに話していた中野さん。
記者から「最初の出会いはどんな感じでしたか}と聞かれ、
あまり覚えてないんですよ。僕も彼女もほとんどしゃべらなかったし…ピンと来るものなんかなかったですよ。
と中野さん。
続いて、「彼女のどんなところにひかれたのですか?」という質問が飛ぶと、
うーん、何となくかわいいところかなあ。チャームポイント?うーん、全部です。言葉では言いきれないですよ。
と照れっぱなしで答えました。
記者が小久保さんにも同じ質問をすると、
純粋で、素朴で、とってもさわやかな人だと思います。私、会った時こんなに偉い人だなんて知りませんでした。
と答えています。
さらに、「デートはどんなところで?」と聞かれた際には、
僕の方が忙しいものですから、ほとんど毎日電話してました。電話代が月に10万円ですよ、ははは。
と、ほとんど電話デートであったことを打ち明けました。
記者からお決まりの「プロポーズの言葉は?」と尋ねられると、
6月頃、「パンツ洗ってくれるかい?」言ったらしいんですが(笑)
その時、尚美さんは、
「はい」とだけしか言えませんでした、嬉しくて。
とコメントしました。
最後に記者から、「どんな奥さんになりそうですか?」と聞かれると、中野さんは
いつも僕の方が怒られてばっかりいるんですよ。「しゃべり過ぎよ」なんてね。何となく、尻にしかれそうな気がします。子供は早く欲しいですね。
と、幸せいっぱいに答えました。
二人の結婚式は1987年1月20日に行われ、披露宴は新高輪プリンスホテル飛天の間。
仲人は、第33代自由民主党政務調査会長や厚生相、農水相、蔵相などを歴任し、当時は衆議院議員であった故・渡辺美智雄さんが務めました。
現在、中野さんはスポーツコメンテーターやタレントとして活躍する他、2016年10月より日本自転車競技連盟強化委員長という立場で後進を支えています。
一方の小久保さんはNAOMIとして歌手やタレント業を再開しています。
また、モーニング娘。の元メンバーである加護亜依さんが所属する芸能事務所・株式会社アルカンシェルの“代表取り締まられ役”としての顔も持っています。
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