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月亭八方や間寛平らは暴力団組長のパーティーで闇営業をしていた?!




 

2019年に発覚したよしもとクリエイティブ・エージェンシー(吉本興業の分社会社)のお笑い芸人が、反社会的勢力のパーティーに参加して、金銭を受領していた問題…
いわゆる「闇営業問題」が話題になりました。

しかし、芸能界の闇営業の歴史は古く、例えば1987年にも同じように落語家の月亭八方さんやお笑い芸人の坂田利夫さん、間寛平さん、元チャンバラトリオのゆうき哲也さんなどが闇営業問題で話題にあがったことがあるのです。

名前:月亭八方(つきていはっぽう)
本名:寺脇清三(てらわきせいぞう)
生年月日:1948年2月23日(71歳)
職業:落語家
所属:よしもとクリエイティブ・エージェンシー
出身:大阪市福島区出身
学歴:関西学院大学経済学部オープンカレッジコース




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この事件が発覚したのは1987年ですが、発端はその3年前の1984年3月で、当時、吉本興業の人気コメディアンたちが、暴力団・一和会(いちわかい)系の白神英雄組長の誕生パーティーに出席したというものでした。

白神組長は元・三代目山口組若頭補佐で、後に白神組組長・一和会の常任顧問を務めた人物です。
1923年3月16日に生まれで、この年1987年2月にサイパン鳥で殺害された人物でもありました。

白神組長の誕生パーティー出席したメンバーは、漫才コンビ・コメディNo.1の坂田利夫さん(当時45歳)、お笑いタレントの間寛平さん(当時37歳)、チャンバラトリオの結城哲也(現:ゆうき哲也)さん(当時45歳)、それに落語家の月亭八方さん(当時39歳)ら7名です。

当日収録したビデオには、寛平さんが100万枚を超える大ヒット曲となった「ひらけ!チューリップ」を披露したり、坂田さんは「呼んでもろーてありがとさ~ん」というギャグを連発してウケまくっている様子が映っていたと言います。

この事件が3年後に発覚したことで、急きょ釈明記者会見が開かれることになりました。
会見は1987年4月24日の午前に、なんば花月(現:なんばグランド花月)で行なわれ、午後には月亭八方さんも会見しています。

坂田さんを始め、全員は神妙な表情で、

二度とそんな所には行きまへん。今後、十分に注意します。

と頭を下げ、八方さんも

暴力団のパーティーとは知らなかった。白神という名も、後に抗争事件が起きてからやっと知ったくらい。それにしても軽率でした。

と釈明したのです。

吉本興業では、「我が社の重大なタレント管理ミス」と認めた上で、全員に最高6カ月の減俸処分を課しました。

一方で、パーティー出席者のレギュラー番組を持っていた各放送局の対応は、思いのほか軽いものだったのです。
最も厳しかった毎日放送ですら、八方さん、坂田さんを1週間、レギューから降ろしただけ…
早いとことろでは、翌日から生放送に出演させた局もありました。

関係者からは、

何も知らないで、パーティーに出席したなんてあり得ない。暴力団と交際があれば、金銭や女性関係のトラブルが起こった時、何かと助けてくれますからね。関西のお笑いタレントは、かなり付き合いがあるはずですよ。

とのコメントまで出ていたのです。

2019年のお笑い芸人による闇営業では、カラテカ・入江慎也さんと楽しんごさんが契約解除、雨上がり決死隊・宮迫博之さんやロンドンブーツ1号2号・田村亮さんら当面の間、活動停止の謹慎などの処罰を受けました。

実は、この事件の7年前にも八方さんには黒い交際事件が持ち上がっており、昔からこの種の事件は起きていたのです。
もちろん、金銭受領の有無はわかりませんが、2019年の時とは違い、当時の処罰はかなり甘いものだったことは否めません。




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