1972年に18歳でデビューし、映画「赤ちょうちん」や「男はつらいよ 寅次郎物語」などにも出演していた女優の秋吉久美子さん…
一方で天然キャラでも知られている彼女ですが、過去の結婚や出産の時にもおもしろいエピソードがあったのです。
名前:秋吉久美子(あきよしくみこ)
本名:小野寺久美子(おのでらくみこ)
生年月日:1954年7月29日(64歳)
職業:女優
所属:アイエス・フィールド
出生地:静岡県富士宮市
学歴:早稲田大学大学院公共経営研究科専門職学位課程公共経営学専攻
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元祖不思議キャラ・天然キャラともいえる個性的な女優さんとして今も活躍している秋吉さん…
1979年3月に結婚した際は持ち前のユニークな発言を連発して話題を呼びました。
結婚のお相手はフォークグループ「青い三角定規」の元メンバーで、作曲家の岩久茂さんでした。
婚約会見が開かれたのは1979年1月4日。
秋吉さん(当時24歳)は、
あのう、年の初めに驚かせてすみません。愛しているから結婚します。愛しているのに結婚しないのは卑怯だと思うから。私は健康だし、十分若いし、結婚します
と発言、報道陣を唖然とさせたのです。
プロポーズの時期についての質問でも、
2年前に申し込まれて、その時、頭が少しおかしくなっていて、今も少しおかしいんですが、うんと答えたんです
と、これまた珍回答発言をしたのです。
迷言の連発につられてか、記者からは離婚についての質問まで飛び出したほどです。
すると秋吉さんは、
婚約だけでこんなに騒がれるのに、浮気をして離婚発表なんてシンドイことをするのはイヤです。こんなことはこれ一回でいいもん
と語りました。
また、そのわずか1カ月後…
今度は妊娠会見が開かれます。
NHKの番組を降板したことで妊娠が発覚したのです。
この時の秋吉さんは、
婚約発表した次の日にお医者さんに行ったら「ああ、できていますよ」と言われてしまった。あーあ
とコメント。
ノンビリした態度に記者からは出産の大変さを指摘する質問も出たのですが、秋吉さんは、
ものすごく痛いっていうでしょ。絶対、私のお腹は大きくならないわ。タマゴで産みたいのよ
と仰天発言したのです。
マスコミは、これを“タマゴ発言”として大々的に報道しました。
秋吉さんは後日、インタビューでその真意に”社会に対する問いかけ”があったと語っています。
当時は、中ピ連(中絶禁止法に反対しピル解禁を要求する女性解放連合)のウーマンリブ運動(1970年代に先進国で起こった女性解放運動)の全盛…
秋吉さんは妊娠や出産に関して自分なりのフェミニズムがあり、それを表現したそうなのです。
ハワイでの極秘挙式は3月9日…
出席者は両家の家族7人だけ、追跡する報道陣から隠れるために、ホテルのチェックインを取りやめるというハプニングもありました。
挙式後は
教会の暑い中で緊張したからおなかの赤ちゃん、ゆで卵になっちゃうかも
とコメントしましたが、7月28日にゆで卵になることなく出産しています。
また出産後も、
赤ちゃんて全部、ピカピカの新品なのね
オチンチンがついてて私と違うんだもの、ピックリしちゃった
とあくまで秋吉流だったのです。
幸せいっぱいの長男誕生にもかかわらず、結婚直後から離婚のウワサは絶えず…
住民票も別々のままでした。
子育てはお手伝いさんと夫が行い、仕事に忙しい秋吉さんは「離婚したいけど理由がない」とコメント…
「普通の家庭とは違う」生活を続けたのです。
結局、10年目の1989年12月20日に離婚を発表…
その後の秋吉さんは空間プロデュサーとの交際や、17歳年下のアイルランド人と熱愛…
再婚した26歳年下の日系2世と2014年に離婚しています。
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