2016年1月下旬「開運!なんでも鑑定団」(テレビ東京)の司会者、石坂浩二さんが番組制作の責任者A氏に、陰湿なイジメを受けているという話が持ち上がりました。
名前:石坂浩二(いしざかこうじ)
本名:武藤兵吉(むとうへいきち)
生年月日:1941年6月20日(76歳)
職業:俳優・タレント・司会者・画家・作家など
所属:プロダクション尾木
学歴:慶應義塾大学法学部法律学科卒業
備考:元横浜市長の平沼亮三は外祖父、元ポニーキャニオン常務取締役で音楽プロデューサーの渡辺有三は従弟
そもそも、この事態が騒がれるようになったのは、「開運!なんでも鑑定団」に視聴者から、編集部に対して質問が投げかけられたことから、ネット上などでも話題が広がったからです。
番組に対する視聴者からの質問とは、
最近、石坂浩二さんは番組で一言もしゃべりませんが、その映像はとても妙な感じで、何か理由でもあるのですか?
というものでした。
この質問は当然のことで、当時、石坂浩二さんは今田耕司さんと並んで番組の司会者という立場でした。
もちろんお笑い芸人である今田さんより、たくさん話されるキャラクターではありませんが、島田紳助さんが司会の時と比べても、圧倒的にコメント数が減っていたのです。
女性自身の独自調査では直近6回(1月19日放送分まで)の放送をチェックしたところ、司会であるはずの石坂さんコメントが、小声で「こんばんは」や「はい」といった音声のみで、顔すら映っていなかったと言います。
しかも、驚いたことに現在まで、このような状況が2年以上も続いていたらしく、視聴者から同様の書き込みが何度もあったそうなのです。
石坂さんと言えば慶應義塾大学卒業で、これまで番組でも博識な石坂さんだからこそできるコメントには定評がありました。
では、そんな石坂さんのコメントが、最近になって無くなって来たのか?…
というワケではなく、実は発言部分を意図的にカットして編集されており、番組スタッフ全員も周知の事実だったことが明らかになったのです。
その編集を指示していたのが、番組制作の責任者A氏だったのです。
石坂浩二をイジメるA氏は岡田英吉?!
さて、このA氏ですがネット上では、「岡田英吉」氏という人物だとされていました。
と言うのも当時の「開運!なんでも鑑定団」のwikiでは、岡田英吉氏が責任者であることが明記されており、その下に挙げられている竹野篤氏と杉山麗美氏に関しては、共にNEXUS(株式会社ネクサス)という番組制作会社の方で、実質テレビ東京の社員であり、なんでも鑑定団のプロデューサーである岡田氏が、当然、番組の責任者になるからです。
名前:岡田英吉
学歴:早稲田大学第一文学部文芸専修(1988~1992年)
会社名:株式会社テレビ東京
部署:制作局 CP制作チーム
役職:副参事
担当番組:
「所&おすぎのトホホ人物伝」(アシスタントプロデューサー)
「元祖!大食い王決定戦」(プロデューサー)
「決着!歴史ミステリー」(総合演出)
「おしかけスピリチュアル」(プロデューサー)
「日曜ビッグバラエティ」(プロデューサー)
「開運!なんでも鑑定団」(プロデューサー)
どうやら、石坂さんと岡田氏との間には、番組内容をめぐってトラブルがあったようで、そのことが原因で岡田氏は意図的に石坂さんの音声を、カットするように指示を出していたり、石坂さんの名物コーナーであった「鑑定ルーム」も廃止されてしまったそうなのです。
この点に関して、テレビ東京の広報部は、
番組の制作過程につきましては、お答えできません。
とコメントするのみで、視聴者から同様の意見が寄せられていることにも、明確な回答はありませんでした。
そもそも岡田氏の狙いは今年で23年の歴史を誇る鑑定団の創設メンバーの最後の大物である石坂さんを番組内で存在感を失くして、自主降板へと追い込むためなのだと、番組関係者も話していたそうです。
確かに番組を作る上では、様々な意見や変更を余儀なくされることもあるかと思いますが、そんな子供じみたイジメ問題が起きているとすれば、視聴者の方もショックを受けるでしょう。
特に「開運!なんでも鑑定団」は老若男女が楽しめる番組で、今まで価値があるかどうか分からなかった古いものなどに焦点を当て、改めて価値を見い出すような番組だと思っています。
そう考えると番組当初からのメンバーである石坂浩二さんがいるからこそ、古くから残るものに焦点を当てて大切にすることが、番組の本質なのでは?…と考えさせられてしまいます。
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