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牧野美千子…子供二人を育てた佃煮店・諏訪商店の女将




 

1984年から始まったスーパー戦隊シリーズの「超電子バイオマン」でピンクファイブ(桂木ひかる)を演じて人気を博した「牧野美千子」さん。
最近では女優の鈴木砂羽さんが初演出を手掛ける舞台「結婚の条件」で、初演直前に舞台を降板した騒動でも名前が挙がっていました。

そんな牧野さん、子供2人を抱えながら、旦那さんが経営している佃煮店「諏訪商店」の切り盛りに大変苦労をした過去があったのです…

名前:牧野美千子(まきのみちこ)
品妙:諏訪美千子
生年月日:1964年10月3日(54歳)
職業:タレント、歌手、女優
出身:埼玉県浦和市(現・さいたま市)
学歴:実践女子大学



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実践女子大学の在学中に「ミス実践」に選ばれた牧野さん…
そのことがきっかけでモデルとして活動を開始し、篠山紀信さん撮影の「週刊朝日」表紙モデルで芸能界デビューを果たしました。

また1984年のスーパー戦隊シリーズの「超電子バイオマン」(テレビ朝日系)では、ピンクファイブの桂木ひかる役で女優としてデビューするものの、グラビア写真を見たお父様に反対に合い、1986年に芸能界引退を引退します。

その後は休学していた実践女子大学に復学…
この時期にサラリーマンであった今の旦那さんと知り合い、牧野さんが大学卒業後にお二人は結婚します。
お二人の間には二人の子供(息子)さんも生まれました。

長男は生後3ヶ月で肺炎で入院、生後6ヶ月で水ぼうそう…
さらに慢性中耳炎にアトピーと子育ての苦労を痛感した牧野さんでしたが、二人の息子さんを立派に育て上げました。

ところが今から10数年前、旦那さんのお父様(牧野さんにとっては義理の父親)が体調を崩してしまいます。
実は旦那さんの実家は東京は築地にある老舗の佃煮店「諏訪商店」でした。

店名:株式会社諏訪商店
住所:東京都中央区築地4丁目10−8諏訪市場1F

そのため急きょ、サラリーマンだった旦那さんが会社を退職し、店を継ぐことに…

しかし、継いだお店の経営状態は散々なものでした。
店には借金が数千万円あり、取引先とのやり取りでは現金のみなどに条件に変更がなされ、途端に経営が悪化したのです。

当初は旦那さんもサラリーマンを続けていたのですが、店の経営状況を見かねて会社を退職し、本格的に「諏訪商店」の経営に入ることとなりました。
また専業主婦だった牧野さんも埼玉県浦和市の自宅から、お店を手伝いにいく毎日…

当時の心境を牧野さんはこのように語っています。

男の子2人を抱え、家事に育児、お店の切り盛り。借金返済のため、3年間は休日返上で働きました。あまりに忙しくて、その頃の記憶ってほとんどないんです。

こんな生活が4~5年続き、変化が見られたのは、2009年8月頃からでした。
長らく芸能界を引退していた牧野さんですが、知人から紹介を受けて、この時期に行われた戦隊シリーズのファンイベント「赤祭」にゲスト参加したのです。

このことがきっかけとなり、ファンがお店には来てくれるようになったのです。
芸能界を引退して23年が経っていました。

その後、「諏訪商店」の経営はV字回復…
「ミス実践」に選ばれた牧野さんの美貌は健在で、築地では美人女将として「築地の壇れい」と呼ばれているそうです。

牧野さんや彼女を目当てにしたファンのおかげで店の売上は当初の3倍になり、現在も牧野さんは佃煮店「諏訪商店」の2代目女将(5代目夫婦)として、お店を切り盛りしています。




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