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沢田雅美…干された原因は橋田壽賀子?それとも赤松秀樹?




 

1994年1月に「舞台を降りたい」と石井ふく子プロデューサーに電話をしたのは、石井組(ファミリー)で当時44歳の「沢田雅美」さんでした。
日付は1月16日の深夜になっていました。

その原因となったのは一体なんだったのでしょうか。

名前:沢田雅美(さわだまさみ)
生年月日:1949年7月11日(70歳)
職業:女優
出身:神奈川県
所属:アクトレインクラブ
学歴:京浜女子短期大学附属高等学校(現・鎌倉女子大学高等部)中退



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沢田さんがデビューしたのは14歳の時…
石井さんがプロデュースする1964年からスタートした「ただいま11人」(TBS系)というドラマでした。

ちなみに、その中の脚本家のひとりが橋田寿賀子さん…
その後、沢田さんは石井・橋田ファミリーの一員としてホームドラマに欠かせない存在となっていったのです。

秘蔵っ子の沢田さんを石井さんはとてもかわいがりました。
芸能人だからと沢田さんの入学を拒む高校まで出向き、直談判したほどだったのです。

そんな沢田さんが突然電話で、3月の明治座、5~6月の芸術椅座、9月の名鉄ホールの舞台を降りたい、という申し出があったのです。
すでにポスター撮りも済んでおり、考え直すように説得する石井さんに、沢田さんは「女優をやめてもいい」とまで言い出しました。

石井さんが「会って話をしましょう」と言うと、いきなり電話口に男が出ました。
沢田さんの内縁の夫で俳優の赤松秀樹さんでした。
2人は5年ほど前から同棲していたのです。

「よぉ、大プロデューサーさんよ。」と最初からケンカ腰の赤松さん…
「雅美はオレの女だから、あんたの仕事がなくなってもオレが食わせていく。」と続けたのです。

さらに「バカヤロー」と悪態をつかれ、腹を立てた石井さんは、その場で電話を切りました。

この時点ではマスコミに情報は流れていませんでしたが、4月に入ると「沢田がファミリーから切られた」…
と実(まこと)しやかに囁かれるようになりました。

なぜなら3月31日放送の「渡る世間は鬼ばかり」(TBS系)の最終回スペシャルに登場していなかったからです。
泉ピン子さんが演じる五月をいびる小姑という重要な役どころなのに、その2週前の放送分から姿を消していたのです。
これはおかしいと石井さんをマスコミが直撃すると、1月のやりとりが明かされたのでした。

週刊誌で報道されると沢田さんは記者会見を開き、なぜあんな電話をしたのか真相を明かしました。

2人を別れさせようとして石井先生が彼の仕事を干している。別れないなら雅美も切るというウワサを耳にし、だったらこっちからお断りしようと電話したんです。2月に石井先生に会って伺ったら、心ないウワサであることがわかりました

とのこと…

関係は修復が可能に見えましたが、そうはいきませんでした。
脚本家の橋田さんが沢田さんを許さないと息巻いていたのです。

石井さんは人がいいから使おうとするだろうけど、私はゴメン。今後、あの子の名前を配役に書こうとは思わない

とコメントしたのです。

その後、沢田さんは10年以上、ファミリーの作品に出演することはありませんでした。
戻ってきたのは「渡鬼」第7シリーズの最終回(2005年3月放送)…
そして第8シリーズ(2006年4月~)からは完全にレギュラー復帰を果たしました。

その後、沢田さんは片目だけバセドウ病になってしまったこと、胃がんを克服したことなど明らかにし、2013年8月18日には埼玉県戸田市文化会館で開幕する舞台「三婆」出演に向けて懸命にリハビリを続ける一方で、バラエティー番組などで復帰しています。

また最近では、「花嫁のれん 第4シリーズ}(2015年・THK)や、ドラマ特別企画「居酒屋もへじ5 ー母という字ー」(2016年・TBS)などにも出演していました。

ちなみに今も内縁の夫・赤松さんと一緒に暮らしているそうです。




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