出場回数は通算で24回…
何度もの紅白出場を誇る「川中美幸」さんですが、かつて出場が危ぶまれた事件が起きたことがあります。
それは結婚当時、おしどり夫婦として知られていた川中さんの夫が事件の原因でした。
名前:川中美幸(かわなかみゆき)
本名:山田岐味子
生年月日:1955年12月5日(63歳)
職業:演歌歌手
レーベル:テイチクエンタテインメント
出身地:大阪府吹田市
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2000年11月8日深夜、川中さん(当時44歳)の夫・山田一雄さん(42歳)が渋谷区内の自宅マンション前で、覚醒剤と大麻を所持していたとして覚醒剤取締法違反(所持)の容疑で渋谷署に現行犯逮捕されました。
事件が明るみになったのは11月10日…
当時、芸能界では10月25日に三田佳子さんの次男、11月8日には武豊騎手の兄が覚醒剤取締法違反で逮捕されていました。
次は誰か?という矢先の逮捕劇だったのです。
川中さんの夫・山田一雄さんは関西キー局のプロデューサーということもあって大騒ぎに…
川中さんも、もちろん動転しました。
しかし、対応は迅速で同日深夜「お詫び」と題したコメントを発表します。
このたび、私の夫の件では世間の皆さまに大変ご迷惑をおかけいたしまして、心よりお詫び申し上げます。私自身全く信じられず、皆さまに自分の気持ちを何とお話し申し上げて良いのか心の整理がついておりません。
と。
直後、川中さんはショックで急性胃腸炎になって入院…
退院した14日に改めて謝罪会見を開きました。
あの人がそんなことをする人じゃないと思っています。本当に。所持をしていたということは一社会人としても許されることじゃないんですけど、でも本当にいい人なんです。
と一貫して夫をかばったのです。
そして「夫婦は運命共同体。私の責任でもあります。」と号泣しながら、頭を下げ続けました。
川中さんが挙式したのは1991年8月…
「彼は私の理想の人」とノロケ、その後はおしどり夫婦として知られていました。
それが一転して夫が逮捕の事態…
それでも、けなげな川中さんに世間は同情的で結局、この年の紅白に出場することができました。
本番で「なにわの女」を熱唱した川中さんは、3番の歌詞「あんたひとすじー」と歌ったところで、こらえきれず号泣…
その瞬間に視聴率が一気に上昇しました。
ところで、夫・山田一雄氏さんはどうなったのか?というと、初公判が開かれたのは年が明けた1月12日…
翌13日には川中さんが再び会見を行いました。
実は逮捕後、夫が別宅で暮らしていて愛人がいるなどと週刊誌で取り沙汰されたこともあって鋭い質問が飛びました。
しかし、愛人については、
彼も男ですから、結婚してから私一筋とは思っていません。でも、愛人はいません。浮気あったようです。たしか8年前に一度だけ。
とユーモアを交えて答え、よくできた妻ぶりがクローズアップされたのです。
1月25日には東京地裁で判決公判が開かれ、判決は懲役2年、執行猶予3年…
地方でショーを行っていた川中さんは、
裁判長の寛大なる判決を厳粛に受けとめ、罪を償い、夫が一日も早く更生、社会復帰できるよう、夫婦でさらに努力いたします。
とコメントを発表しました。
現在、コンサートに全国を飛び回る川中さんですが、渋谷に鉄板焼き店を開いたり…
高級髮品ブランドのプロデュースをしたりと副業も順調です。
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