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石立鉄男と吉村実子…別居から離婚までの30年間




 

以前よりウワサのあった「石立鉄男」さん(当時26歳)と「吉村実子」さん(当時25歳)が東京・品川の高輪教会で式を挙げたのは1968年の12月12日のことでした。

しかし結婚をし、幸せな日々を送るものの後に別居し、離婚をしてしまうのですが、その間なんと30年…
その長い空白の時間に一体何があったのでしょうか。

名前:石立鉄男(いしだててつお)
生年月日:1942年7月31日~2007年6月1日(享年64歳)
職業:俳優
出身:神奈川県横須賀市
所属:アンクルベイビー
学歴:三浦高等学校

名前:吉村実子(よしむらじつこ)
生年月日:1943年4月18日(76歳)
職業:女優
所属:オフィスぴろっと
出身:東京都
学歴:女子美術大学付属高等学校



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二人の結婚式は、披露宴もなく内輪だけで済ませ、週刊誌は「クールな結婚式」と報じられました。
新婚旅行も横浜港から船に乗って神戸に行き、奈良巡りをして2泊3日で戻ってくるという簡素なものだったのです。

前月20日に行われた婚約発表会見で記者から収入についての質問が出ると、石立さんは「月に5万~7万円」と答えましたが、吉村さんは言葉を濁しました。
すでに女優として確固たる地位を築いていた吉村さんの収入が遥かに多かったのです。

吉村さんは実姉の芳村真理さんと箱根で遊んでいたところを今村昌平監督にスカウトされたのがデビューのきっかけ…
いきなり映画「豚と軍艦」の主役に抜擢されたのです。

以降も同監督の「にっぽん昆虫記」や新藤兼人監督の「鬼婆」など話題作に次々に出演…
邦画に欠かせない女優となっていきました。

一方、石立さんは俳優座養成所”花の13期”…
同期には加藤剛さん、新克利さん、細川俊之さん、横内正さん、佐藤友美さんらがいます。
後に入ったのは、文学座での同期が江守徹さんでした。

出会いは1963年のドラマでの共演…
石立さんは吉村さんをいっぺんで気に入り、猛アタックし、交際がスタートしました。
まもなく結婚を申し込んだのですが、実現するまで5年を要しました。

結婚後のために2人でお金を出し合って家財道具を少しずつ購入…
それらを石立さんのアパートに置いたのです。

ところがある日、吉村さんが訪れると冷蔵庫をはじめ一切がなくなっていたのです。
石立さんは大のギャンブル好き…
負けてつくった借金を返すために家財道具を売り払ってしまったのです。

怒った吉村さんはアパートを飛び出し、石立さんの前から姿を消しました。
没交渉になって1年…
共通の友人が間に立ち、修復が図られ、交際が再開しました。

1971年に長男、1973年には次男が生まれ、家庭も幸せの絶頂を迎えていました。
その頃、石立さんは仕事面でも充実…
「パパと呼ばないで」、「雑居時代」、「水もれ甲介」、「気まぐれ天使」といった日本テレビのドラマに立て続けに主演し、高視聴率を叩き出しました。
その放映時間から”水曜8時の男”とも呼ばれたのです。

しかし1970年代後半に入ると、家庭に亀裂が見え始めます。
外泊が増え、顔を合わすことも減っていきました。

石立さんが最後に自宅に寄ったのは1978年正月…
これを境に家族との関係は完全に閉ざされました。

石立さんと吉村さんが顔を合わすのは、それから約21年後の1998年11月…
離婚が成立し、弁護士が同席のもとで双方が離婚届に印鑑を押す時だったのです。

ここまで時間がかかったのは、あまりにも一方的で理不尽な別居に吉村さんが納得できなかったからです。
2007年6月、石立さんは急性動脈瘤のため64歳の若さで死去…
吉村が葬儀に姿を現すことはありませんでした。




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