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鈴木亜美…事務所トラブルの原因は何だったのか?




 

小室哲哉さんプロデュースで1998年2月に歌手デビュー。
「あみ~ゴ」のニックネームで一躍人気アイドルとなった「鈴木あみ」さん(現・鈴木亜美・当時18歳)ですが、2000年12月に所属事務所からの独立問題で、あわや芸能界引退というピンチを迎えたことがありました。

名前:鈴木亜美(すずきあみ)
生年月日:1982年2月9日(37歳)
職業:歌手、女優、作詞家
出身:神奈川県座間市
所属:エイベックス・マネジメント
学歴:日出女子学園高等学校



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事の発端は2000年の2月にさかのぼります。
東京国税局が脱税指南グループ「ネオギルド」と顧客となっていた複数の法人を地検に告発しました。

これが国会議員元秘書や官僚OBまでが関与していたとして話題になった、いわゆる「ネオギルド脱税指南事件」となったのです。

告発された法人の中には、鈴木亜美さんが所属する「エージーコミュニケーション」が含まれており、同社社長は7月に法人税法違反容疑で逮捕されました。

これを受け、2000年12月1日に鈴木さんは両親とともに事務所との契約終了を求める訴訟を起こします。

鈴木さん側は事務所社長が逮捕されたことで鈴木さんのイメージが大幅にダウンし、さらには精神的苦痛を受けたとして、契約終了を求めました。
加えて、鈴木さん側は裁判において「テレビなどの出演料の明細などを明らかにすること」を要求したのです。

と言うのも、当時、鈴木さんのギャラは年間5000万円とも言われていたのですが、父親は当時の売れっ子の女性シンガーに比べて「不当に安い」と不満を述べていたという報道が出ていたのです。

そこでマスコミは金銭トラブルを勘繰り、「事務所にギャラを不当に搾取されている」と感じた鈴木さんの両親が、娘を独立させるために訴訟を起こしたと書き立てました。
しかし、訴訟は鈴木さんの活動に大きなマイナスとなったのです。

所属がはっきりしていない状態で、仕事が発注できるわけがない…
そうして関係者の言葉通り、鈴木さんのレギュラー番組は次々と終了していきました。

さらに、翌2001年4月から主演が予定されていたドラマ「新・星の金貨」も急きょ降板が決まってしまうのです。

公式ファンクラブも5月31日付けで解散…
トップアイドルがあっという間に失業状態に追い込まれる結果となったのでした。

さて、契約終了を求める裁判ですが、判決が出たのは7月18日のこと。
「事務所代表が逮捕され、歌手と事務所の信頼関係は崩れていた」として、鈴木さん側の勝訴となったのですが「出演料の明細を明らかにする」という要求は認められませんでした。

勝訴を聞いて、ファンはすぐの復帰を期待しましたが、鈴木さんはすぐに活動を再開することはできませんでした。

両親は個人事務所を設立してマネジメントしようとしましたが、裁判を起こして事務所から独立するのは芸能界のタブー…
勝訴後も事実上の引退状態が続いたのです。

2002年に吉本興業からの復帰も噂されましたが、ほどなく破談の報道か流れました。
その後、鈴木さんは芸名を本名の「鈴木亜美」に変更…
2003年には文芸春秋から書籍扱いでCDを発売し、活動を再開しました。

2005年にはエイベックスから本格復帰。
ベストアルバムの発売してからは、ドラマや情報番組に出演するなど、心機一転して活動を続けています。




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