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梅宮辰夫…クラウディア夫人と意外な馴れ初めとは?

今や俳優というより料理好きのバラエティータレントとして活躍する「梅宮辰夫」さん。
クラウディア夫人とは結婚して40年以上になりますが、2人がバツイチ同士で“でき婚”だったことを知る人はどれだけいるでしょうか。

名前:梅宮辰夫(うめみやたつお)
生年月日:1938年3月11日(81歳)
職業:俳優、タレント、実業家
所属:株式会社ピックルズ
出生地:ハルビン市
学歴:日本大学法学部(中退)




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梅宮辰夫さん(当時34歳)とクラウディアさんがハワイ・カウアイ島の教会で結婚式を挙げたのは1972年3月20日のことです。
その日はクラウディアさんの28回目の誕生日でした。
その時すでにお腹に子どもを宿しており、5カ月目に入っていたのです。

東映のドル箱スターだった梅宮さんのプレイボーイ振りは有名で、当時は“夜の帝王”と言われていました。
何人もの女優と浮名を流し、夜の銀座を毎晩のように飲み歩いて、ホステスたちの間でも大変な人気だったのです。
時には、バーのマダムから婚約不履行で訴えられたこともあるほどでした。

1968年12月には銀座のクラブ「姫」のナンバーワンホステスDと結婚…
翌年2月、Dが流産すると夫婦関係は急速に冷えていき、同年5月に離婚します。
わずか半年の結婚生活でした。

梅宮さんはDと別れた後も銀座に通いつめ、高級クラブでホステスをしていたクラウディアさんと出会います。
これが2人の馴れ初めでした。
クラウディアさんはアメリカ人の母は幼い頃に亡くなり、ドイツ人の父の仕事の関係で来日していたのです。

ミッションスクールを卒業後、ファッションモデルをしている時に日本人男性と結婚しましたが、まもなく離婚して生活のために銀座で働くようになりました。
梅宮さんはそんなクラウディアさんの孤独な影に次第に惹かれていきます。

週の半分は彼女が住む六本木のマンションで過ごすようになり、結婚は時間の問題と思われました。
しかし、そうすんなりとはいかなかったのです。

理由は、梅宮さんの母親が猛烈に反対したからでした。
梅宮さんは、Dとの結婚を母親の反対を振り切って一緒になりました。
しかし、すぐ別れることになり、“言わないこっちゃない”という結果になったのです。

そのため、クラウディアさんの時は母親の承諾を得ないと結婚しないと決めていました。
実は梅宮さんは、母親にはなかなか逆らえなかったのです。

梅宮さんの父親は開業医(梅宮医院)…
母としては長男の梅宮さんが女医と結婚し、家業を継いでくれることを望んでいました。
しかし、クラウディアさんの妊娠が判明して母親も折れるしかなかったのです。

1972年8月20日出産…
逆子だったため、帝王切開を余儀なくされましたが、3460グラムの丸々とした元気な女の子でした。
ご存知のようにこの時に生まれたのが、現在タレントとして活躍する「梅宮アンナ」さんです。

出産を待つ梅宮さんはオロオロと落ち着かず、見かねた医者から精神安定剤を与えられたほどだったと言います。
娘が生まれると梅宮さんの生活は一変しました。

銀座に顔を出すことはほとんどなくなり、仕事が終わると自宅にまっしぐら…
牙を抜かれた梅宮さんは“夜の帝王”の称号を返上して“満点パパ”への道を歩んでいくのでした。




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