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松任谷由実…夫・松任谷正隆との結婚までの馴れ初め




 

ユーミンの愛称でポップミュージック界のトップに君臨する女王「松任谷由実」さん。
新進気鋭の編曲家だった松任谷正隆さん(当時25歳)と結婚したのは1976年11月のことでした。

お二人の結婚に至るまでの馴れ初めはどのようなものだったのでしょうか。

名前:松任谷由実(まつとうやゆみ)
旧姓・旧芸名:荒井由実(あらいゆみ)
生年月日:1954年1月19日(65歳)
職業:シンガーソングライター
事務所:雲母社
出身地:東京都八王子市
学歴:多摩美術大学美術学部絵画学科日本画専攻卒業



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1974年ごろからフォーク関係者の間で、

荒井由実はどう見ても松任谷正隆と恋仲だよ。あの2人の呼吸の合い方は絶対に他人同士じゃないよ…

というウワサが聞かれるようになり、1975年3月には交際報道が流れました。

当時ユーミンさんは多摩美術大学の日本画専攻に在学中で、リリースしたアルバムは「ひこうき雲」、「MISSLIM」の2枚だけ…
1975年2月リリースのシングル「ルージュの伝言」がヒットの兆しを見せたことで、ようやく一般に名が知られ始めたころだったのです。

マスコミは松任谷さんを直撃…
これには

えっ、僕と彼女が結婚ですかって?いやあ、彼女と僕は単なる作曲家と編曲家の付き合いですよ

とコメントしました。

一方のユーミンさんも当初は

作曲家と編曲家のお付き合い。仲が良いのは当然だけど結婚なんて噂にすぎません

と語っていたのです。

しかし、追及を受けて、

結婚を前提に付き合っているのは事実なの。でも、いつ2人が結婚するかはまだ決まっていないのよ

と告白しました。

馴れ初めは「ひこうき雲」のレコーディング…
松任谷さんは当時、「キャラメル・ママ」というグループのメンバーでピアニストとして参加していたのです。

最初は音楽的なことで口論ばかりしていましたが、同時にユーミンさんは「ミュージシャンくさくなくて、考え方も真面目。しっかりしている人だなあ」とも感じていました。

その後、レコーディングに苦しむユーミンさんに「何の花が好きなの」と声をかけた松任谷さん…
「ダリアが好き」といわれて、翌日ダリアの花束をプレゼントし、ユーミンさんは花束を握りしめてレコーディングを行ったのです。
これをきっかけに2人は急接近したのでした。

交際報道が流れた時にはユーミンさんは、すでに正隆さんの両親に紹介されており、八王子で呉服屋を営むユーミンさんの両親も「早く彼を家に連れてきなさい」とせかすほどの間柄でした。

式はユーミンさんの大学卒業まで待つことになりましたが、同年10月4日には婚約会見を行い、翌1976年3月30日には結納とトントン拍子に話が進んだのです。

11月29日に横浜の山手教会で挙式…
ユーミンさんは1090年代のクラシックなギブソン・スタイルのウエディングドレス姿で教会の前に姿を現し、披露宴は横浜市内のホテルで行われました。

新婚旅行は熱海と箱根でユーミンさんの親戚が経営する旅館に1週間滞在し、いろんな人を呼ぶという賑(にぎ)やかなハネムーンでした。

結婚前の週刊誌のインタビューで、

音楽は趣味みたいなもんだから、副業にランジェリーショップをやろうかな

売れた方が楽しいけど、趣味でやってるから適当にやっていくつもりです

と語っていたユーミンさん…

結婚後の記者会見でも「これからどうするか決めます」とコメントするなど一時は引退説まで流れるほどだったのです。

だが、松任谷由実に名前を変えてからの活躍はご存じの通り…
現在もその人気は衰え知らずで夫婦で長く、活躍を続けています。




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