今や”奇跡のアラフィフ”と呼ばれる原田知世さん…
その2歳上の姉が原田貴和子さんで、1980年代は姉妹そろってテレビや映画で活躍していました。
名前:原田貴和子(はらだきわこ)
生年月日:1965年5月21日(54歳)
所属:女優
所属:ショーン・ハラダ
出身:長崎県長崎市
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まず、妹の原田知世さんがドラマ「セーラー服と機関銃」で1982年に主演デビューすると、翌年の角川映画「時をかける少女」が大ヒットして、人気に火がつきました。
それから遅れること4年後の1986年に、貴和子さんが「彼のオートバイ彼女の島」で鮮烈な主演デビューを飾ったのです。
当時は「妹そっくりな姉の女優デビュー!」と話題になり、知世さんファンの男性をも取り込んだ貴和子さんの元には、CMなどのオファーが殺到…
また、知世さんよりも色っぽい貴和子さんには独自のファンもつき、芸能界は一時、原田姉妹バブルになったのです。
姉妹が初共演を果たした映画「私をスキーに連れてって」(1987年)では、空前のスキーブームまで巻き起こりました。
ところがこの年、貴和子さんは知世さんと共に角川春樹事務所から離れ、芸能事務所「ショーン・ハラダ」を設立します。
個人事務所となり芸能界での地位が危ぶまれるかと思われましたが、知世さんは相変わらず主演や大作を獲得していきました。
一方の貴和子さんは女優としての評価が上がらず、次第に仕事が減少…
1993年に再び知世さんと共演した映画「結婚」でも、主演は知世さんで、貴和子さんはバーター的な役だったのです。
さらに、2001年に会社員と結婚(2011年に離婚)して2児をもうけると、貴和子さんは芸能活動をセーブします。
知世さんが”奇跡のアラフィ”と呼ばれる中、貴和子さんに与えられる役はサスペンスドラマの端役などで、もはや過去の人となってしまいました。
しかし、20年ぶり3度目の姉妹共演となった映画「ペコロスの母に会いに行く」(2013年)で、転機が訪れます。
貴和子さんは、主演の次にクレジットされる配役をつかみ、国内2つの映画祭で助演女優賞を受賞したのです。
これにより「2人そろって奇跡のアラフィフ!」と、再び姉妹そろって脚光を浴びることとなりました。
2014年、ショーン・ハラダは別所哲也さんが代表を務めるパシフィックボイスと業務提携し、マネージメント業務を委ね、貴和子さんは、2016年に映画「はなちゃんのみそ汁」に重要な役で出演しています。
貴和子さんが表舞台から消えた原因の1つは妹の補佐役に徹し、事務所業務に従事していたこともあります…
今後、女優業に専念すれば、再び売れっ子になる可能性もあるかもしれません。
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