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夏樹陽子…反対を押し切った結婚から泥沼離婚へ




 

1984年1月26日…
トップモデル出身の美貌とセクシーな演技で人気の「夏樹陽子」(当時31歳)が暴漢に襲われたことがありました。

その後すぐに離婚を発表…
この暴漢事件に夫は何か関係していたのでしょうか。

名前:夏樹陽子(なつきようこ)
本名:藤井真紀
生年月日:1952年10月24日(66歳)
職業:女優、ファッションモデル、ジュエリーデザイナー
所属:有限会社アップル・ツリー
出身:三重県伊勢市
学歴:杉野女子短期大学卒業




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同日午後6時ごろ、レギュラー番組「大江戸捜査網」の収録を終えた夏樹さんが、東京・港区にある実家のマンションに入ろうとしたところ、建物から出てきた男に突然、顔を2~3発殴られたのです。
男は走って逃走…

夏樹さんは都心の大学付属病院に運ばれ、鼻の右脇と左頰の挫傷で全治3週間の通院加療が必要と診断されました。
30日、所属事務所の代表で前年6月に結婚した夫(当時29歳)も同席して会見を行ったのです。

右小鼻にばんそうこうを貼った夏樹さんは、「犯人は32~33歳、身長170センチくらいのスポーツ刈りの男」と語り、事件後には中年女性の声で、「これだけで済むと思うなよ」と脅迫電話があったと語りました。

また当時、夫婦危機説と夏樹さんの事務所独立説があり、東京・調布の自宅ではなく実家に帰ったことも追及されました。
夫は「新しい仕事の旗揚げ準備で私が(自宅を)留守にしがちなので、実家に戻っていた」と説明…
夏樹さんは「仲はいい」、「独立もない」と否定したのです。

ところが、会見からひと月も経たない2月22日…
「疑惑の暴漢事件 夏樹離婚を決意」という記事が出たのです。

事件当夜は撮影が急きょ中止になって、夏樹さんの帰宅を知る人間は限られており、”夫と犯人の共謀を疑っている”という夏樹さんと親しい関係者のコメントが掲載されました。

夫は同20日に住民票を転出済みで離婚も決定的…
夫は夏樹さんと実父が自宅から荷物を運び出したことを知らず、盗まれたと勘違いして調布署に通報したとも。

報道を受けて再び会見した夏樹さんは別居を認め、

勝手に住民票を移すなんて…もう二度と会いたくないし、会うこともない

とピシャリ…
この時になって、殴打事件の際にはすでに離婚届を用意し、夫のはんこをもらおうとしていた事実も明らかにしました。

一方、夫も28日に会見を開いて、

私に疑惑があるような発言で仕事に支障が出ている。(私が)無実だと釈明してくれれば、いくらでも離婚届にはんこを押す

と語ったのです。

会見では1月11日の別居についての話し合いで、夏樹さんが取り乱してケンカになったこと、お互いの父親を交えた2月8日の協議で、離婚のための「8カ条の覚書」を交わしたが、反故にされたことを暴露して、夏樹さん側に対抗しました。

その後も、夏樹さんの実母が郵便貯金通帳を持ち出した夫が部屋の鍵を勝手に替えた、夏樹さんが無断で荷物を持ち出したといった水掛け論に近いやりとりを、お互いが週刊誌上で展開…
事件そっちのけの泥仕合が続いたのです。

結局、2人は弁護士を入れて協議離婚する道を選びました。
そもそも親の反対を押し切り、新郎新婦だけで挙式を強行した勢い任せの結婚生活だったのです。
事件もウヤムヤのままでした。




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