動物を愛してやまないムツゴロウさんこと「畑正憲」さん…
ムツゴロウさんはエッセイストとして世間に知られるようになり、ナチュラリストとしての活動で世間的な知名度を高めました。
■ムツゴロウさん(畑正憲)…ライオンに指を噛まれた後も涼しい顔
そしてその他にも特殊なジャンルでのタレントとしても活躍しています。
そんなムツゴロウさんですが、動物をこよなく愛しており、一般的に考えると信じられないようなエピソードを多く生み出しているのです。
名前:畑正憲(はたまさのり)
愛称:ムツゴロウさん
生年月日:1935年4月17日(84歳)
職業:小説家、エッセイスト、ナチュラリスト、動物研究家、プロ雀士
出生地:福岡県福岡市
学歴:東京大学理学部
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2016年頃からテレビCMなどでも見かける機会の多くなったムツゴロウさんこと作家の畑正憲さん…
ムツゴロウさんは日田高校に通っていた頃に知り合った女性と結婚し、娘をもうけます。
そして娘を生物に深く触れさせて育てたところ、魚の命を奪って食べることを拒絶するようになったことに衝撃を受け、もっと深く生の自然に触れさせて、表面的な生き物好きの精神の虚弱さを払拭させて育てることを決意するのです。
1972年に「ムツゴロウ動物王国」を開園…
1979年には標津郡中標津町にも広大な牧場やログハウスの自宅を有したムツ牧場を開園しました。
ここで多くの動物を飼育しながら文筆生活を送るうちにヒグマとの生活を描いたエッセイや、天然記念物に指定された動物の保全の現状を追跡したルポなどで文壇での成功をおさめます。
また、「都会の人々に動物にふれあってもらう」というコンセプトで、2004年東京都あきる野市の東京サマーランド内に観光施設としての「東京ムツゴロウ動物王国」を開園しています。
しかし、東京ムツゴロウ動物王国は集客が伸びず、2006年に「ムツゴロウ動物王国」の運営会社だったグローカル21が破綻し、負債総額8億円に上ることが明らかとなりました。
その後、運営主体を畑正憲さんのプロダクション「ムツプロ」に暫定的に移すも、「東京ムツゴロウ動物王国」が2007年11月で閉園…
活動発祥の地である北海道へ戻ることが発表されたのです。
「東京ムツゴロウ動物王国」の運営資金を個人保証で借り入れていた関係から、個人としても約3億円の借金を背負ったのですが、ムツゴロウさんは執筆・講演活動などの収入で約8年間かけて借金を完済しました。
とは言え、「東京ムツゴロウ動物王国」の閉館以後、3億円もの借金を抱え一線から消えたムツゴロウさんですが、それほど問題はないかと思います。
なぜなら、彼は超人だから…
以下のエピソードは、特にムツゴロウさん伝説の中でも有名なものです。
これを知ると、借金やそこらでへこたれるような人物ではないことがわかります。
・動物を愛するあまり、ミミズを生のままで食す。しかも丸のみ。
・牛の尿も「おいしそうですね~」と言ってそのまま飲み干す。
・ライオンの食べ残しのシマウマの生肉もその場で食べてしまう。
・50歳頃から絵も描き始めて、年に1回のペースで個展を開催している。
・ライオンに指を食いちぎられた時も、慌てることなく自分で車を呼んで治療に向かう。
・ライオンに首をかまれた圧力で歯が飛び出るが、自分で接着剤で治療する。
・実は東大出身のインテリ。高校時代にポーの「黒猫」を原文ですべて暗記。
・囲碁はアマチュア五段の腕前である。
・計算に関しては大天才。麻雀は「十段」という日本史上最強レベルの強さを誇る。
・土筆(つくし)の胞子を集めそれで和菓子を作れる。
・3日3晩不眠不休で麻雀を打ち続ける人間離れした精神力と体力の持ち主でもある。
・ムツゴロウ王国の建設費用は、麻雀の収入から捻出。
・テレビ番組でアメリカに生息する巨大ナメクジをまるごと食べたことがある。
・収録の歳には「私が死んでも助けにこないでそのままカメラを回してくれ」と撮影クルーに伝えている。
上記のエピソードは、かなり信憑性が高いらしく、真実に近いといいます。
これほどの最強伝説を持つムツゴロウさんですので、約3億円の借金もへっちゃらなのでしょう。
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