サイトアイコン GOSSIP-HISTORY

鈴木その子…死因と残された遺産に衝撃!?





当時「美白の女王」として独特なキャラクターがバラエティーなどで受けテレビで引っ張りだこだった「鈴木その子」さん。
暮れも近づいた2000年12月6日夜、訃報が届き大騒ぎとなりました。
享年68歳でした。

名前:鈴木その子(すずきそのこ)
本名:鈴木荘能子(すずきそのこ)
生年月日:1932年1月20日~2000年12月5日(享年68歳)
職業:美容研究家、料理研究家
出身:東京府(現・東京都)
学歴:学習院女子短期大学




Sponsored Links
 

2000年12月6日夜、東京・浜松町の美容健康食品会社「トキノ」本社で同社の社長が会見を開きました。
集まった 記者たちに突然、告げられたのは同社の名誉会長を務めていた鈴木その子さんの死だったのです。

彼女は風邪をこじらせて、1週間前から都内近郊の病院に入院していましたが、肺炎を併発し、5日午前4時45分に帰らぬ人となったのです。
死の前日の晩にも病室に届けられた寿司の出前を平らげ、元気な様子を見せていたといい、まさに急死でした。

6日午前にはすでに夫や娘の他、数人の社員だけで荼毘(だび)も密葬も終わった後…
この報告に記者からは驚きの声が上がったのです。

学習院女子短大家庭生活科で食品化学を学んだ後、1953年に結婚して専業主婦になった鈴木さん…
料理好きが高じて、1971年に銀座にレストラン「トキノ」をオープンしています。

しかし、1976年に20歳の長男が無理なダイエットが原因でマンション5階のベランダで脳貧血を起こし、転落死するという不幸に見舞われてしまいます。

悲しみに暮れた鈴木さんはこれをきっかけに健康を維持しながらのダイエット法の研究を始めました。
1980年にはその研究の成果をまとめたという「やせたい人は食べなさい」が100万部のベストセラーになったのです。

その後、「ダイエットのカリスマ」として経営する「トキノ」は会員制で、鈴木その子式の健康食品を売る会社として成長…
さらには美白化粧品なども販売し、事業家としても注目を集めました。

また、ホテルニュージャパンなどの経営者として知られた横井英樹氏の田園調布の豪邸を13億6000万円で購入し、マスコミの注目を集めたのです。

1990年代後半にはテレビ出演の機会も増え、独特の白塗りメークとユーモアのあふれる話術も受けて、1998年ごろか大ブレークし、1999年から2000年にかけては「笑っていいとも!」にも準レギュラーとして出演していました。
また、水着姿で週刊誌のグラビアに出演したりと、そのサービス精神も話題となったのです。

鈴木さんは同年9月頃から風邪をひき、なかなか治らないまま、2、3時間の睡眠で仕事をこなしていました。
10月には初めてパリコレにも出展し、その前後の激務が重なったせいか、帰国後はさらに体調が悪化…
車いすで移動しながら仕事を続ける生活だったのです。

最後のテレビ出演となった11月23日の「笑っていいとも!」では、収録中はしっかりしているように見えましたが、楽屋では支えがなければ立ち上がれない状態だったといいます。

その後、年末の仕事に備えて、体調回復のために2週間の予定で極秘に入院…
その直後の容体の急変でした。

当時「トキノ」の年商は91億円…
ゴージャスな調度品であふれる豪邸は生前から「その子御殿」といわれ、テレビでもよく紹介されましたが、遺産も約100億円と報じられて世間を驚かせたのです。




Sponsored Links
 



モバイルバージョンを終了