今や俳優業にとどまらず司会者、作家、画家など多方面で才能を発揮する「石坂浩二」さん。
私生活では1971年に女優の浅丘ルリ子さんと結婚…
まもなく別居するものの離婚はせず、長く仮面夫婦状態が続いていました。
名前:石坂浩二(いしざかこうじ)
本名:武藤兵吉(むとうへいきち)
生年月日:1941年6月20日(77歳)
職業:俳優、タレント、司会者、画家、作家、ナレーター
所属:プロダクション尾木
出生地:東京府東京市京橋区(現・東京都中央区)
学歴:慶應義塾大学法学部法律学科
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しかし、結婚生活29年目の2000年12月27日、石坂さん(当時59歳)は突然離婚を発表…
さらにその5日後、21世紀の最初の元日にはスピード再婚し、世紀をまたいだスキャンダルに騒然となったのです。
離婚会見で石坂さんは「親孝行のため(当時84歳の母親と一緒に住みたいと思っていたが、そこに浅丘を引きずり込むわけにはいかないから」と理由を語りました。
「離婚は新しい女性が現れたからではない」と女性関係は否定し、あくまでも母親の介護を強調したのです。
一方の浅丘さん(当時60歳)は「石坂に感謝こそすれ、恨み辛みは一切ありません」と語りました。
ところが、年明けに「石坂さんが再婚している」という情報が飛び出したのです。
マスコミが再婚相手の名前を取り違える騒ぎも起きました。
当初、石坂の再婚相手は元ポルノ女優と伝えられていましたが、後にその女性は10カ月も前の2月に自殺していたことが判明しています。
再婚会見は17日に行われ、再婚相手は石坂さんの劇団で長く働いていた22歳年下の女性と発表されました。
席上、石坂さんは終始、上機嫌で浅丘さんから祝福も得ていると語っています。
もっとも浅丘さん側は「再婚をを知ったのは記者会見後」とコメント…
離婚後わずか5日での再婚にマスコミの論調は浅丘さんに同情的で、石坂さんに対しては「身勝手」、「介護を理由に持ち出したのはいただけない」と批判的でした。
4代目水戸黄門役が決まったばかりの石坂さんに「黄門様のやることじゃない」との声もあったほどです。
また「元日入籍を前提に石坂さん側が急いでいたようだ」という証言も出ましたが、芸能リポーターの故・梨元勝氏は「もっと後でもよかったはず。この離婚・結婚で非常に女性の反感を買った」と疑問を呈しました。
不可思な再婚劇の裏側で意外な人物の影響もささやかれます。
母親と同居することで、石坂さんは横浜市内にエレベーターのバリアフリーの大豪邸を建てているのですが、設計にあたって風水師の「Dr.コパ」さんに相談しているのです。
コパさんは2001年は石坂さんにとって結婚や新築などのイベントが起こりやすい年で「けじめが必要」とも語っていたとも言います。
浅丘さんは精神的ダメージが原因の激やせが報道されましたが、しばしの沈黙後に週刊誌で「私が女優さんやめて家に入ろうかと言ったら、なんて言うかなと思いましたけど、あちらにはもう再婚を決めた方がいましたから」と反撃…
「やり万が下手なんだから」と嫌みもありました。
1年後にはすっかり気持ちを切り替え「これからも恋はするけれど、もう結婚はしません」、「憎たらしいと思ったこともありました。でも、今になって考えてみると、それもよかったのかな」とコメントしています。
一方の石坂さんも大腸がんに見舞われましたが、克服して元気に活躍しています。
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