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歌手として1967年にデビューし、デビュー曲の「世界は二人のために」で、第9回日本レコード大賞の新人賞を受賞…
1969年の「いいじゃないの幸せならば」で第11回日本レコード大賞を受賞し、史上初、女性歌手として日本レコード大賞の新人賞・大賞を両方受賞したのが「佐良直美」さんです。
そんな佐良さんをインターネットで検索してみると、「佐良直美 現在 認知症」というキーワードが出てくることがあります。
言葉通りの意味であれば、現在、佐良さんが認知症を患っているという話になりますが…
この真相は事実なのでしょうか?
名前:佐良直美(さがらなおみ)
出生名:山口納堡子(やまぐちなほこ)
生年月日:1945年1月10日(74歳)
職業:歌手、タレント、女優、作曲家、実業家
出身:東京都
学歴:日本大学藝術学部
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佐良直美…デビューから現在の活動まで
1971年には独立した佐良直美さんは、(株)佐良直美音楽事務所を設立し、歌手だけでなく、作曲家やタレントとして活動の幅を広げていきました。
しかし、1978年に師匠と仰いでいたジャズ歌手の水島早苗さんが亡くなります。
また、1980年にタレントのキャッシー(森栖キャサリン)さんとのスキャンダル報道がされてから次第にメディアから離れていきました。
それでもしばらく歌手活動はしていましたが、1987年頃からは声帯ポリープの手術で1年ほど声が出なくなったり、実家の事業を手伝うようになったことで、歌手活動も含めて芸能活動は長期休業…
佐良さんは表舞台から完全に姿を消してしまいました。
その後の佐良さんは、1993年からは、栃木県那須塩原市で家庭犬のしつけ教室「アニマルファンスィアーズクラブ(AFC)」を主宰します。
アメリカから一流の講師を招き、犬を中心に動物に関するセミナーを開催したり、動物愛護の啓蒙に貢献しました。
同時に優良家庭犬普及協会専務理事をも務めています。
そもそも、なぜ、佐良さんが歌手やタレントから一変して、家庭犬のしつけ教室を始めることになったのか?…
それは彼女が育った環境にありました。
佐良さんは動物好きの一家に生まれ、「猫が乳母、犬がきょうだい」というような環境で育ったと言います。
歌手として各地を飛び回っていた時にも、巡業先で捨て犬を拾って来たことも一度や二度ではありませんでした。
佐良さんは歌手活動を休業した後は、ペット用品の輸入・販売の事業を手がけたのですが、売れるのは、動物の健康よりファッション性を重視した商品ばかりでした。
一方で東京から移り住んだ那須では、自宅の敷地に犬や猫が捨てられるのが後を絶ちません…
そんな状況にも憤りを感じていました。
そうして佐良さんは「飼い主に正しい知識を持ってもらい、意識を向上させるための教育が必要」と考えに行きつき、現在も運営している「しつけ教室」を開くことになったのです。
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佐良直美…現在は認知症だという話は完全にガセ?!
さて、肝心の佐良さんが現在、認知症を患っているか?という点ですが、それはこのアニマルファンスィアーズクラブ(AFC)での活動から読み解くことができます。
2011年頃の記事によると、佐良さんは犬の散歩のために毎日1万歩は歩いているそうで、ボールを投げて犬と遊ぶ身のこなしは、還暦を過ぎたとは思えない軽やかさだったと言います。
また、アニマルファンスィアーズクラブのホームページには代表者と動物取扱葉青任者に佐良さんの名前がしっかりとあります。
最近でも2018年8月2日には、日本海側最大級の動物系総合専門学校・職業実践専門課程認定校である「国際ペットワールド専門学校(WaN)」がアニマルファンスィアーズクラブに研修に来ています。
WaNのホームページによると、「施設の代表である佐良直美先生から犬に関する様々なお話をお聞きしました。」との記載があり、写真では11人の生徒さんの前で佐良さんが話をしている写真が掲載されていました。
これらのことからも、佐良さんが現在、認知症を患っているという話は完全にガセであることが証明されたかと思います。
認知症の人が毎日犬と1万歩も歩いたり、ボール遊びをしたり、さらには会社の代表や責任者として名前が掲載されていることなど中々ないことだと思います。
まして、生徒の前で授業・講演を行うなどできるとは到底思えません。
以上から、佐良直美…現在は認知症を患っているという話は完全にガセだと考えられます。
さて、そんな佐良さんは最近になって、バラエティー番組に出演したり、音楽活動を再開したリと、少しずつメディア露出が増えて来ています。
2013年で74歳となる佐良さんですが、まだまだ認知症とは程遠いようですね。
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