俳優やコメディアンなどマルチに活躍する「竹中直人」さん。
私生活では元女優の木之内みどりさんと1990年1月26日に結婚しています。
ここではそんな竹中さんと木之内さんの馴れ初めや結婚に至るまでのお話をご紹介したいと思います。
名前:竹中直人(たけなかなおと)
生年月日:1956年3月20日(63歳)
職業:俳優、声優、映画監督、タレント、コメディアン、歌手
所属:レディバード
出身:神奈川県横浜市金沢区
学歴:多摩美術大学美術学部デザイン科グラフィックデザイン専攻
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1990年1月26日、一人で東京都目黒区役所に婚姻届を提出した竹中直人さんは、この日に東京都赤坂のTBSで入籍記者会見を開きました。
そして話の中で、すでに竹中さんと木之内みどりさんが、目黒区内の高級住宅街にあるマンションで新婚生活を送っていることを明かしたのです。
2人の住まいは、会見で竹中さんが「こういうところに住むとは思わなかった」と語っていたほどの大豪邸でした。
目黒区の新居は3階建ての新築マンションで、入口は2階にあり、1階と2階にまたがった4LDK、玄関を入って左側に小部屋があり、もう一つ15畳ぐらいのリビングダイニングもありました。
その奥にはキッチンがあり、階段を下りた1階に小部屋が一つ、ウォークインクローゼットのついたメインベッドルームに加え、子供のための部屋が用意された6畳ほどの部屋が一つあったのです。
マンションの名前もフランスの画家マリー・ローランサンとモーリス・ユトリロが住んでいたアパートの名前“洗濯船(Bateau Lavoir”に由来するもので、当時の家賃は50万円ほどの物件でした。
当初、竹中さんは世田谷区の下北沢に劇場があることから、下北沢方面で新居を探していましたが条件に見合うものがなく、結局は目黒区のこの物件に落ち着いたのです。
これは大の猫好きである竹中さんが、このマンションの大家さんから猫を飼っても良いという許可が出たことも一因でした。
そのため当初は竹中さんと木之内さん、そして猫4匹で1989年12月から新婚生活がスタートしたのです。
竹中さんは会見で、
今まで、味噌汁というものを家で飲んだことがなかったんです。いや、結婚して本当によかった。
と嬉しそうに語っていました。
2人は新婚旅行は年末年始にかけて10日間程度でニューヨークに行っており、記者会見から一夜明けた1月27日にも、2人で愛車のシトロエンBXに乗ってデートに出かけています。
さて、一方の木之内さんはと言えば、
私も今まで色々ありましたが、今、竹中君と出会うために色々あったんだなと思っております。2人の関係を大切にしていきたいと思います。
とコメントしています。
この「色々」というのは、音楽プロデューサーの後藤次利さんの関係でした。
木之内さんは1978年9月21日に出した新曲「一匹狼(ローン・ウルフ)」発表直後に、ベーシストの後藤次利さんとの交際が発覚し、全ての仕事をキャンセルしてアメリカでレコーディングをしていた後藤さんの所に逃避行したことがあるのです。
当時、後藤さんには女性フォークデュオ・元シモンズの玉井タエさんという妻があり、木之内さんは不倫逃避行したのでした。
人気絶頂期だった木之内さんはこれを機に21歳で引退、5年後の1983年に後藤さんと結婚するも4年後の1987年に離婚しています。
木之内さんにとって、竹中さんとの結婚は再婚でした。
入籍会見の際も、そのことについて質問が及びましたが、竹中さんは「そんなことは全然関係ありませんでした」ときっぱりと答えています。
2人の馴れ初めは、1989年にスペインで公演された舞台「写楽考」(脚本:矢代静一)がきっかけでした。
当時、劇団青年座に在籍していた竹中さんは、この舞台のために約1か月間スペインに滞在していたのです。
そこで偶然出会ったのが木之内さんでした。
竹中さんは木之内さんをお気に入りの喫茶店に誘い、その後仕事でニューヨークへ行った木之内さんを追いかける形で婚姻届を持参してプロポーズしたのです。
(木之内さんといると)自分がボロボロになるくらい弱いところを出せる
と語る竹中さん。
そして、
いつまでも2人で映画館に行けるような夫婦でいたい
と会見でも語っていました。
2人の間には1990年に長女が生まれ、1997年に長男が生まれています。
また、最近では 2017年に長女が結婚したことでも話題になりました。
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