デビュー作“ルンルンを買っておうちに帰ろう”を皮切りに、直木三十五賞(1986年)や吉川英治文学賞(1998年)などを受賞した小説家の「林真理子」さん。
私生活では1990年に36歳でサラリーマンの一般男性とお見合い・結婚しています。
今回はそんな林さんの結婚式に関するお話です。
名前:林真理子(はやしまりこ)
本名:東郷真理子(とうごうまりこ)
生年月日:1954年4月1日(64歳)
職業:小説家、エッセイスト
所属:有限会社林真理子企画事務所
出身:山梨県山梨市
学歴:日本大学藝術学部文芸学科
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林真理子さんが、エリートサラリーマンの東郷順(とうごうじゅん)さんと、東京カトリック神田教会で挙式したのは1990年の5月18日のことです。
1月14日にお見合いしてから、わずか4カ月のスピード結婚でした。
当時、恋多き女性というイメージの強かった林さんが、お見合い・電撃結婚というニュースは周囲を驚かせました。
けれども本来なら挙式と同時に入籍して、名実ともに夫婦になるのですが、東郷さん夫妻はずっと未入籍のままだったのです。
そのために色々な憶測が出ていたのですが、林さん自身が1990年11月に「この2~3年は、夫婦別姓でいこうと思っています」と発言しており、時代の先取りをする林さんらしいと周囲から受け止められていたのです。
しかし、1991年の1月17日、林さんは突然入籍を済ませ、東郷真理子となりました。
入籍手続きしたのは東郷さんの母親で、この日に新宿区役所に行って届けを出したと言います。
夫婦別姓を主張していた林さんが、突然入籍に踏み切ったのには何か理由があったのか?
東郷さんの母親によると、東郷さん夫妻は1991年元旦に東京・渋谷にある新居で林さん手作りのおせちで新年をお祝いした後、2人で連れ立って新宿にある東郷さんの実家に新年の挨拶に行ったと言います。
元日には特に入籍に関する話は出なかったようですが、1月16日になって、今度は2人が母親を夫妻の新居に招待します。
そして、その時に東郷さんが「よろしくお願いします」と言って、入籍の書類を託したとのことでした。
東郷さんの母親は、忙しいために手続きに行く時間がない2人に代わって、翌1月17日に届けを済ませ、夜になってから手続きを終えたことを連絡しています。
しかし、夫婦別姓については、
(真理子さんから)夫婦別姓の話は聞いてはいませんが、だからどうという心配も全然しておりませんでした。
と入籍に関して東郷さんの母親は語っています。
なぜ、突然入籍を思い立ったのかに関しては、林さん自身のコメントもなく、母親も「頼まれたので届けに行った」と説明するだけで、真意は明らかになりませんでした。
また、入籍と同じくして浮上していたのは、林さん妊娠説です。
当時、林さんのお腹がふっくらと盛りあがっており、「妊娠4カ月くらいではないか?」という噂が出ていたのです。
妊娠ということになれば、突然の入籍も納得がいくのですが、この件に関して林さんは次のように語っていました。
友達なんかにも、妊娠4カ月とか言われてますけど…最近、胃腸科系の病院に通っているのを産婦人科と間違えているのかもしれませんね。私、お正月太りでお腹が出ているんですよね。
と完全否定しており、林さんの母親も「別に子供のことは何も聞いていません」とコメントしています。
実はこの時の妊娠騒ぎは、林さんのただの食べすぎだったようです…
とにかく入籍も終わり、正式に夫婦となった林さん。
(入籍そのものは)そんなに嬉しくはないですね。食事を一緒に食べに行ったりして、結婚生活は楽しいですが、特に妻になったという喜びはありません。これは結婚してみて、初めてわかったことですけど。
とクールなコメントを語っていました。
その後2人は、身内向けの披露宴でフランス料理の最高級レストラン・トゥール・ダルジャンを借り切り、一般の披露パーティーは赤坂プリンス旧館で会費制で行ってことでも話題になりました。
そうして入籍から9年後、今度こそ正真正銘の妊娠が発覚し、1999年2月に林さん44歳の時に長女を出産しています。
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