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研ナオコ…旦那の野口典夫との馴れ初めから結婚まで




 

1971年4月1日に「大都会のやさぐれ女」でデビュー。
その後は「あばよ」や「かもめはかもめ」などのヒット曲を出すと共に、タレントやコメディエンヌとしても活躍している「研ナオコ」さん。

そんな研さん、プライベートでは1987年7月7日に7歳年下の野口典夫さんと結婚しています。
さて、二人の馴れ初めはどのようなものだったのでしょうか。

名前:研ナオコ(けんナオコ)
本名:野口なを子
生年月日:1953年7月7日(66歳)
職業:歌手、タレント、女優、コメディエンヌ
所属:田辺エージェンシー
出身:静岡県田方郡天城湯ケ島町(現・伊豆市)
学歴:静岡県立三島南高等学校(中退)




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研ナオコさん(当時34歳)と旦那となる野口典夫さん(当時27歳)が結婚したのは1987年7月7日のことでした。

その結婚に際し、二人は婚約発表記者会見を開いています。
会見では着席するなり、野口さんが、

順番がちょっと違ったんですけど、実は妊娠してまして…

と驚きの発言から始まり、報道陣も驚きの声をあげたのです。

話によると、この時、研さんは妊娠5ヵ月とのことで、出産はこの年の11月下旬から12月初めになるとのことでした。

実は妊娠しているのがわかったのは会見の1週間ぐらい前で、それまでは全く気づかなかったと言います。
その点に関して研さんは、

もともと体調はあまり順調じゃなかったんで、中々わからなかったんです。病院に行っても、最初は便秘のせいだろうって…次に行った時、どうもおかしいと言うんで調べたら、それでわかったの。今は塩分を控え目にして、タバコも半分以下に減らし、イライラしないよう気をつけてます。子どもは私に似ないで、彼と同じ顔が出てくるといいなと思います。

と真剣に話す研さんでしたが、これには会場も大爆笑。

旦那となる野口さんは当時、テレビ制作会社「スタッフ・アズバーズ」の社員で、研さんが主演している「主婦代行いたします」(日本テレビ系)のプロデューサーとして制作を担当していました。

実はそれまで、野口さんは役者を目指したこともあり、山城新伍さんの付き人もしていたのです。
俳優を目指していることもあり、かなりイケメンとのことで、会見で研さんは、

ね、いい男でしょう。私はいい男だと思ってます。

盛り上がっていました。

二人の出会いは、この2年前の1985年。
テレビ朝日の「女ひとり旅」に出演した研さんは、スタッフだった野口さんと相思相愛の仲になり、1986年秋にはマスコミにもスクープされていました。

その時は、

いい友人だし、好きです。

と答えていた研さんでしたが、交際は順調に続き、結婚にまで至ったのです。

研さんの婚約・結婚報道が出ると、研さんの人柄も相まって芸能界の知人・友人は皆、大いに祝福してくれました。

大親友の和田アキ子さんは、

心からおめでとうって言いたい。子どもが生まれたら、3人でうちへご飯食べに来て欲しい。でも、子どもは絶対ダンナに似て生まれて来るように祈ってるわ。

と祝福。

さらに、自分の番組である「アッコにおまかせ」(TBS系)でも、

最近何がビックリしたと言っても、研ナオコの婚約者ね。おめでたいことだから、そりゃあいいけど、笑っちゃったのは妊娠して5ヵ月なのに、これがわかんなかったことね。普通、女としてなかったら、「あっ、ない」と思っちゃいますよ。5ヵ月といったら結構(お腹も)膨らみますよ。それが便秘と思ってたなんて、どうなってんのかね。でもいい男よねぇ。普通は美女と野獣というけど、その逆なんだもの。

と言いたい放題だったのです。

田原俊彦さんも、

突然のことで僕もビックリですよ。でもね、1年くらい前からかな。いつもの遊び場にナオコさんが出現しなくなったので、「これは何かあるな!」と思ってたんですよ。妊娠5ヵ月というのも、ナオコさんらしくておかしいですね。ママになっても、これからも仲良くしてくださいね。とにかくおめでとう!

さらに、小柳ルミ子さんは、

最近、何か生き生きしてたんですよね。本当に心からよかったと言いたい。今度こそ、幸せにしてもらいなさい。

小柳さんは研さんとは仲も良く、いろいろと相談したりされたりの間柄。
小柳さんの「今度こそ幸せにしてもらいなさい」という部分には、強い想いがありました。

と言うのも、研さんは1981年3月にステージ企画制作会社社長の箕輪勇二さんと結婚しましたのですが、箕輪さんの女性問題や会社の借金間題などが原因で1985年5月に離婚しているのです。
この辺の事情も知っている小柳さんだけに、並々ならぬ想いがあったのでしょう。

また、研さんの最初の結婚式で司会を務めた徳光和夫さんも、この朗報に心底喜びました。

僕は離婚の後、そういう挙式の司会をしたという関係上、顔を合わせられない気持ちがあったんですが、これでホッとしました。テレビで会見の様子を見てたけど、嬉しくてね。涙が出そうになりました。ナオコが母親になるのが一番嬉しいね。彼女は人生の中で挫折を味わってきましたから、それだけに豊かな気持ちで子どもを育てられると思いますよ。子どもはナオコに似ても、ちょっと目が離れてるだけで、カワイイんじゃないかな。婿殿に、「ナオコを幸せにしないと承知しないぞ」という気持ちですね。

とコメントしたのです。

他にも森進一さんは、

妊娠5ヵ月か、先を越されちゃったよ。僕も頑張らなくっちゃ。

と話し、とんねるずの木梨憲武さんは、

僕は囮(おとり)だったのでしょうか。結婚しても、僕はいつまでも待ってます。美味しいワサビ(研さんの出身地、静岡県湯ヶ島町の名産品)食べたいな。

とコメントすれば、相方の石橋貴明さんはただただ、

赤ちゃんがいるとは思わなかった。

と驚くばかりだったのです。

さらに、西城秀樹さんは、

尽くしタイプの君のことだから、きっと幸せになると思います。おめでとう。

と研さんの幸せを願っていました。

こうして二人は1987年7月7日の七タであり、研さんの34回目の誕生日でもある日に渋谷区役所に出向き、入籍届を提出。
名実ともに夫婦となりました。

さらに、この年の10月29日には長男が誕生し、1989年8月8日には長女も生まれました。
長女のひとみさんは現在、歌手やタレントとしても活躍しています。




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