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工藤静香…若い頃に足を骨折して全治2ヶ月のケガを負っていた?!




 

歌手で女優、宝飾デザイナーで画家などなど、今なお多方面で活躍している「工藤静香」さん。

そんな静香さんが、若い頃に足を骨折するケガをしていたことはあまり知られていません。
今回は、そんな静香さんを過去を振り返ってみました。

名前:工藤静香(くどうしずか)
本名:木村静香(きむらしずか)
生年月日:1970年4月14日
職業:歌手、女優、タレント、宝飾デザイナー、画家
所属:Purple Inc.
出身:東京都
学歴:日本音楽高等学校編入(中退)




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工藤静香さん(当時21歳)が左足を亀裂骨折していることが明らかになったのは、1991年10月2日の「ザ・ベストテンスペシャル」(TBS系)に生出演した時のことでした。

ステージでは珍しいデニム姿の静香さんの足元を見ると、ヒールのない靴を履き、左足には包帯が巻かれていたのです。

ただ、新曲「メタモルフォーゼ」(1991年10月23日)を歌う静香さんの表情は、特にいつもと変化はなく、スタジオに居合わせたスタッフでさえ、まさか静香さんが骨折しているとは思いもしませんでした。

静香さんが足を痛めたのは、この1週間ほど前のこと。
普通に歩いていて、足首を捻(ひね)ってしまったのです。

たいしたことはないと思っていたのですが、2~3日しても痛みは治まらず…
仕方がないので、病院に行って検査を受けてみて、そこで初めて骨が折れていることがわかりました。

左足親指の骨にヒビが入っており、医師から「完治には早くて1ヵ月半から2ヶ月はかかる」との診断を受けました。

「動いちゃいけない」って言われたんですけど、そういうわけにもいかないでしょ。足型をとって“足底装具”っていう足に負担をかけないためのものを作ってもらって、靴を履く時はそれを靴の中に入れるようにしてます。でも、それはスポーツシューズみたいなのに合わせて作ったから、他の靴にはなかなか合わなくて…

と、語った静香さん。

少しでも足への負担を減らすために対策を取っていましたが、移動の時などはスリッパを履いており、この時も痛みは治まっていなかったのです。

それでも、ケガを理由に仕事のスケジュールを変更したくないと、「ザ・ベストテンスペシャル」はもちろん、それ以降に組まれていた仕事のほぼ予定通りに消化しました。

ただ、10月5日に予定されていた新曲のプロモーションビデオの撮影だけは延期になってしまいます。
というのも、「メタモルフォーゼ」で、静香さんはかなり激しいダンスに取り組むことになっていたのです。

朝、その日に着て行く服を選ぶのに時間がかかるようになりましたね。だって、今までは服を選んでから、それに合う靴を決めてたでしょ。それが今は、履ける靴が限られてるから、靴を選んでから服を決めなきゃいけない…

と語る静香さん。

細身な静香さんですが、1987年のデビュー以来、それまでダウンしたのは過労による一度きり。
テレビ出演、レギュラーを務めるラジオ番朝の収録、さらに10月16日から始まるドラマ「なんだらまんだら」(フジテレビ系列)の撮影と仕事は、スケジュール通りに進めたのです。

また、11月には美術家団体の一つ・二科展(にかかい)に何度も入賞した実績を持つ静香さんの初めての絵の個展も開かれました。

自分でやっちゃったことだから、しょうがないですよね…

と、左足の甲に巻かれた包帯を見ながら、静香さん本人は意外なほど明るい表情で答えていました。




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