これまで幾度となくNHK紅白歌合戦に出場してきた歌手の「こまどり姉妹」。
ご存知のように、こまどり姉妹は「並木栄子」さんと「並木葉子」さんの双子デュオです。
ただ、最近のこまどり姉妹は歌だけでなく、占い師としても活躍しているとか…
果たして、その実力や占ってもらうためにはどうしたら良いのでしょうか。
名前:こまどり姉妹(こまどりしまい)
姉:並木栄子(本名・長内栄子)
妹:並木葉子(本名・長内敏子)
生年月日:1938年2月16日(81歳)
職業:歌手
出身:北海道厚岸郡厚岸町
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そもそも、こまどり姉妹が占いに興味を持ったのは、今から半世紀近くも前のことです。
きっかけは、1971年に妹の葉子さん(当時33歳)に、癌(がん)が見つかったからでした。
葉子さんの癌は未期と診断され、当時、余命1ヵ月と告げられたのです。
この残された時間を死に怯えて過ごすのではなく、やりたかったことや好きなことをやろうと決意した二人は前々から興味のあった占いの勉強を始めました。
もちろん、癌の治療を諦めたわけではなく、当時は非常に高額であったドイツの新薬を試したりもしたのです。
新薬は副作用も強く、葉子さんやせ細り体重は20キロまで落ちました。
さらに、新薬の費用捻出のため姉の栄子さんは1億円もの借金を背負ったのです。
しかし、新薬が効果を発揮して葉子さんは回復に向かい、翌年には退院することができました。
こんな辛い時を経済的にも、精神的にも支えてくれたのは、姉の栄子さんと好きな占いだったのです。
それから50年近くの月日が流れ、こまどり姉妹は80歳という年齢を迎えていました。
実は77歳の時に取材で、「80歳を過ぎたら本格的に占いをやってみたい」と語っていたこまどり姉妹。
病気や加齢で声が出なくなった時にできる仕事を考えた際、好きだった占い(占い師)という仕事を思いついたのだと言います。
その言葉通り、80歳になって二人は占い師の道を目指すこととなりました。
こまどり姉妹は「画数占い」や「トランプ占い」といった占いを得意としています。
画数数占いとは姓名判断の一種で、名前の画数からその人の結婚運や適職などを占うものです。
これに生年月日や五行陰陽など取り入れ、オリジナルの占い方法を実践しています。
また、「トランプ占い」に関してはト(ぼく)というもので、特に個人が関わり合いのある事柄を占っています。
独自に研究を重ねて、占いをする時期や出た内容などから判断しているのだそうです。
では、肝心な「こまどり姉妹の占いは当たるのか?」という点ですが、こちらは有吉反省会(日本テレビ)に出演した際に、「占いが当たり過ぎて周囲の人たちを怖がらせていることを反省している」と本人たちが語っているところを見ると、かなり当たるようです。
さて、それではこまどり姉妹に占ってもらうにはどうすれば良いのか?
どこか占いをやっている場所があるのか、それともインターネット上でやっているのか。
こちら色々と調べてみましたが、 どうやら一般の方向けにやっている様子はありませんでした。
おそらく知り合いの方や番組の中だけでやっているのではないでしょうか。
こまどり姉妹が音楽や何かしらのイベントをする際に運よく出くわすことができれば、もしかしたら占ってもらえるのかもしれませんが…
北海道で炭鉱労働者をしている父親の下に生まれ、終戦まで樺太で暮らし、北海道に戻った後は夜逃げをしたり、門付(かどづけ)で日銭を稼いでいたというこまどり姉妹。
その後、スターダムにのし上がるも、葉子さんの癌や借金、葉子さんが栄子さんのファンに刺されたり、交通事故やブレーンの脱税問題など様々な出来事を乗り越えてきました。
そんな紆余曲折の人生を送って来たこまどり姉妹だからこそ、相談したいと感じる人が多いのかもしれませんね。
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