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山崎浩子…統一教会脱退後の今はスポーツライター?!




 

他人の思想や情報をコントロールし個人が意思決定する際に特定の結論へと誘導する技術を指す概念である「マインドコントロール」という言葉を世に知らしめた統一教会騒動…

特に元新体操の五輪選手、「山崎浩子」さんの入信・脱会と失踪は、格好のワイドショーネタとなりました。

名前:山崎浩子(やまさきひろこ)
生年月日:1960年1月3日(59歳)
職業:新体操指導者、元選手、タレント、スポーツライター
出生地:鹿児島県揖宿郡山川町(現・指宿市)
学歴:東京女子体育大学




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1993年4月21日の早朝、TBS内に設けられた会見場に山崎さんが久しぶりに姿を現しました。
緊張した表情の山崎さんは統一教会からの脱会を語り始めたのです。

すべてが間違いだとわかりましたので、世界基督教統一神霊協会から脱会することを決意しました

私はマインドコントロールされていました

と。

会見を仕切ったのは、ジャーナリストの有田芳生さんを起用し、最初に山崎さんが信者であることをスクープした週刊文春…

その後も「反統一教会」の立㻛で報道を続け、この会見に合わせて発売された号には山崎さんの独占手記が掲載されていました。
会見後の山崎さんは「ビッグモーニング」、「モーニングEye」など各局のワイドショーに生出演し、いずれも異例の高視聴率を記録しています。

山崎さんの入信が発覚したのは前年1992年6月…
同年8月、韓国ソウルのオリンピックスタジアムで開かれた統一教会の合同結婚式にも参加しました。

約1万組が参加したこの結婚式には、桜田淳子さんやバドミントン元世界チャンピオンの徳田敦子さんらの姿もあったのです。
文鮮明教祖が結婚相手をすべて指定し、初夜の体位まで決められているという教義など相まって報道が過熱しました。

当時の記者合見で合同結婚式への参加を表明した山崎さんは、婚約者となった”テッシー”こと勅使河原秀行さんとともにマスコミの前に登場…
自らの信仰心を熱く語り続けました。

しかし、当時の統一教会には霊感商法やマインドコントロールによる強引な信者獲得など様々な問題が指摘されており、桜田さんらとともに山崎さんは”広告塔”と批判の的になったのです。

そして合同結婚式から半年後の1993年3月6日…
山崎さんは入籍を目前にして失踪してしまうのです。

統一教会側は婚約者の勅使河原さんがマスコミに登場し、

失踪は彼女の意思ではない。拉致・監禁による強制改宗だ

と訴え、警察に捜索願を提出しました。

マスコミも血眼になって行方を追い続け、山崎さんの実母の一周忌には、実家のある種子島に100人を超える記者が詰め掛けましたが、山崎さん姿はありません。
身内がいる三重・答志島に山崎さんが渡ったという情報もあり、記者は民宿の軽トラを借りて島中を捜し回ったのです。

実はこの間、山崎さんは家族や親類、反統一教会の活動を続けていた杉本誠牧師らによって隔離され、脱会の説得を受け続けており、山崎さんが再び教会に戻ることはありませんでした。

失踪騒動から1年後、山崎さんは入信・脱会までを赤裸々に告白した「愛が偽りに終わるとき」という手記を出版…
現在は日本の新体操強化のために尽力しながら、スポーツライターとしても活躍しています。




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