2016年2月23日に覚醒剤取締法違反(所持)で逮捕された元プロ野球選手の清原和博容疑者…
当然、彼の事務所、「オフィスキヨハラ」がホームページが無くなり、事実上の倒産を迎える事となりました。
名前:清原和博(きよはらかずひろ)
生年月日:1967年8月18日(52歳)
職業:元プロ野球選手、野球評論家、タレント
出身:大阪府岸和田市
学歴:PL学園高校
ただ、この「オフィスキヨハラ」…
もちろん今回の事件が発端で倒産に至ったワケですが、それまでにも倒産寸前の運営状態だったのです。
社名:株式会社オフィスキヨハラ
本社所在地:東京都渋谷区猿楽町7-1-309
代表者:清原和博
事業内容:清原和博のマネジメント業務
設立:2012年
従業員数:2名(清原容疑者本人とマネージャー)
そもそもオフィスキヨハラの評判は最悪でした。
と言うよりも会社でなく清原容疑者自体が問題で、基本的に「ドタキャン」や「遅刻」は当たり前の状態だったのです。
分かっているだけでも、2009年の第二回WBCの野球解説で、TBSのスペシャルナビゲーターであったにも関わらず、現地のサンディエゴに行っていながらドタキャン。
2011年にはオリックス時代(2006年)から、パチンコ開発企業「フィールズ」のCMに起用されていた縁で、所属したフィールズの関連会社JMSのパチンコイベントも当日にドタキャン。
理由は「体調不良」とお世話になったフィールズの顔に、泥を塗るような事態にもなりました。
さらに極めつけは2012年の9月11日に行われた900名の野球好きの子供を集めた岐阜県の講演会を、またまたドタキャン。
しかも野球を愛する900名の子供たちが、待ち望む講演会をドタキャンしたした理由が“ダブルブッキング”だったから…
実はその日はとんねるずの番組収録がハワイで行われており、清原容疑者はそちらの収録に出演していたのです。
オフィスキヨハラはこの件に関して、「講演会の日付を間違ってしまったから」と説明していますがさすがに呆れてしまいます。
その他にもラジオや講演会、JRAのイベントなど、次々とドタキャンやキャンセルを繰り返し、補償問題に発展した事も何度もありました。
その結果、当然ながら清原容疑者を生放送はもちろん、ゲストとしても「怖くて使えない…」となり、仕事の依頼が激減したのです。
また、オフィスキヨハラの唯一の社員でもあるマネジャーがいました。
そもそもこのマネジャーもコロコロと変わり、皆「体調不良」や「精神的な理由」などを理由に辞めていったのです。
ちなみにマネージャーの募集要項はこんな感じです。
清原和博氏の運転兼およびマネージャーとして幅広いサポート
■運転(送迎)業務
清原氏所有の車(アルファード/ベンツ)を運転■マネジメント業務
各メディア(テレビ・ラジオ・雑誌など)からのオファーを受け、
スケジュールを調整したり、仕事現場へのアテンドを行う■その他身の回りのサポート
清原氏のビジネスが円滑に進むようトータルサポートを行う
ほぼお手伝いさんですね(笑)
ちなみにこのマネージャー仕事は月30万円だったそうです。
やはり度重なるドタキャンや賠償トラブルなどで、マネジャーは精神的に追い詰められてしまったようなのです。
このような状態であった事務所オフィスキヨハラ…
事件はなくともいつかは倒産していたでしょう。
Sponsored Links