近年では別名義である卍LINE(まんじらいん)としても「FREEDOM FREAK YOKOSUKA」というレゲエ・イベントを横須賀のライブハウスにて隔月で開催…
2004年6月に、高さ26メートルの自宅マンション9階から飛び降りた人物と言えば、「窪塚洋介」さんです。
名前:窪塚洋介(くぼづかようすけ)
生年月日:1979年5月7日(39歳)
職業:俳優、レゲエシンガー、カメラマン
出身:神奈川県横須賀市
学歴:神奈川県立横須賀高等学校
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高さ26メートルの自宅マンション9階から飛び降りた窪塚さんでしたが、奇跡的に一命は取り留めるものの当然ながら重傷…
現在はすっかり回復して復帰していますが、動機は謎に包まれたままでした。
2004年6月6日正午過ぎ、土砂降りの雨の中。
横須賀市内にある海辺のマンションの住民は「ガシャッ」という大きな音を聞きました。
ベランダからのぞいてみると、マンションの庭に若い男が頭を血まみれになって倒れていたのです。
男は足も不自然な方向に曲がっており、「痛いよ」とうめき声を上げていました。
男はこのマンションに住む窪塚洋介さん(当時25歳)。
直後、元妻で元ダンサーの通称のんちゃん(当時23歳・2012年に離婚)が駆け寄り、「生きて!」と叫びました。
窪塚さんは救急車で横須賀市内の病院に運ばれ、その後すぐに横浜市内の大学病院に転送されます。
頭蓋骨骨折、左前腕開放骨折、両大腿骨骨折、左膝蓋骨粉砕骨折という診断でした。
面会謝絶で再起が危ぶまれるほどの重傷…
即死してもおかしくない高さからの転落でしたが、窪塚さんの落ちた先は直に地面ではなく、9メートル先の防犯フェンスでした。
そこで一度バウンドし、ショックが吸収されたのです。
ただ、26メートルの高さから落ちたとはいえ、9メートルも先のフェンスにぷつかるのは不自然。
試算によれば、窪塚さんのマンションのテラスから時速14キロ、つまり全力疾走に近いスピードで助走をつけて飛ばないと届かない距離だったといいます。
また、前々から「男は死に際が大切だ」と言っていたことから自殺説が流れました。
しかし、窪塚さんの所属事務所の発表はテラスの「こいのぼりの取り付け器具を外そうとして間違って落ちた」というもの。
警察の捜査でも器具は発見されず、助走の件も説明がつきませんでした。
転落の理由は謎のままだったのです。
窪塚さんは1995年にテレビドラマでデビュー。
2000年にTBSの「池袋ウエストゲートパーク」で人気になり、2001年の「GO」で日本アカデミー賞最優秀主演男優賞を受賞して高い評価を受けていました。
ところが、事件直前の頃は奇行が目立ち出します。
映画のPRイベントに「クソテキトーなそういうマスコミにまでピースだコノヤロウ!」と書かれたシャツで現れたり、2003年に長男が誕生した際、取材カメラマンに暴行した末に「うれしすぎて、蹴りを入れちゃいました。」と言い放ったのです。
講演でも「幽体離脱したり円盤に会った」と語り、さらに「大麻は万能な植物」、「大麻が光合成するといい磁場を出す」などと、著書やイベントで大麻を擁護(ようご)して危険人物と思われていました。
窪塚さんは奇跡的な回復とリハビリの末、2005年10月の映画「鳶がクルリと」で美容師役で復帰。
現在も映画俳優や卍LINE(まんじらいん)名義でレゲエDJとしても活動しています。
転落の原因は記憶にないとしていましたが、2006年6月に行った詩の朗読会で一度だけ動機について語ったことがあります。
「マンションの向かいにあるコンビニのソフトクリームが食べたくて仕方なかったが、売り切れが心配でエレベーターに乗る手順をすっ飛ばした」とのこと…
なかなか常人には理解しがたい理由でした。
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