芸能界のおしどり夫婦で知られた「堺正章」さん(当時54歳)と「岡田美里」さん(当時39歳)…
2001年6月当時、この2人の離婚には誰もが耳を疑いました。
しかも、すでに別居しており、岡田さんの著書「『しあわせ』のかたち-PTSDからの旅立ち」の中で別居・離婚の真相が記されていることでも話題となったのです。
名前:堺正章(さかいまさあき)
本名:栗原正章(くりはらまさあき)
生年月日:1946年6月6日(73歳)
職業:コメディアン、歌手、俳優、司会者、ラジオパーソナリティ
事務所:エスダッシュ
出生地:東京都世田谷区
名前:岡田美里(おかだみり)
生年月日:1961年8月24日(57歳)
職業:タレント、エッセイスト、実業家
出身:東京都港区
学歴:聖心女子大学文学部教育学科卒業
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6月25日、岡田さんが都内のホテルで出版会見を行いました。
離婚の理由を聞かれて、
最初に離婚を考えたのは5年くらい前。堺のそばで妻をやっていくのが大変でした。お中元やお歳暮で生きたクルマエビや殻つき生ガキ100個とか届いて、食べたいものも食べられない。宅配便が届かない日がない。礼状を書くのもすべて私。
と日常の雑事が苦痛だった、と告白したのです。
そして堺さんのことはこう言いました。
結婚当初は堺も今ほど多忙でなく、週に4日間ゴルフをやっていた。なんで長者番付に載らなくちゃいけないの?(堺さんが出演中の)『ちゅらさん』のような仕事をしないお父さんがよかった。
と。
さらに質問は、著書のタイトルにもあるPTSD(心的外傷後ストレス障害)について及びました。
ある日、堺が付き人を怒鳴る姿を見て、いつか私や子供にも声を出すのかと思うようになった…
3人目の子供を流産したショックで診察を受けた際、亡き父E・H・エリックから受けた家庭内暴力によるPTSDと診断された…
夫婦でのカウンセリングを勧められましたが、多忙な堺さんは同行してくれなかったというのです。
離婚は多忙を極める夫を支える中で、日常のささいな悩みや心の不安を受け止めてもらえない寂さが理由でした。
しかし、これら一連の発言で岡田さんに同情が集まるどころか、「ぜいたく」、「わがまま」と批判が集まる結果に…
しかも、堺さんの母親までがワイドショーで「息子は一度も(美里さんを)怒ったことがない。本当に悔しい」と語ったことで、世間は岡田さんをバッシングしたのです。
そんな岡田さんを擁護したのは他ならぬ堺さんでした。
代理人によって離婚届を提出した27日、都内で会見を開いて、
宅配便の件は申し訳ない。整理するのは大変だったろうと思います。
私はしゃべるのが仕事でどうしても弁が立ってしまう。テンション高く仕事から家に帰って面と向かうと、加害的な雰囲気を感じたのでしょう。
(一緒に病院に行けず)反省しています。
などと約40分の会見の間、元妻を擁護する発言に終始したのです。
岡田さんの主張に対して「ほぼ反論はない」とまとめたのでした。
その後、岡田さんも自身のホームページで、
配慮に欠ける発言をしてしまって悔やんでいます。(堺さんに対し)今も私の心の中に彼はいます。心から感謝しています。
とフォローしました。
騒ぎにはなりましたが、最後はオシドリ夫婦らしい離婚に落ち着いたのです。
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