2009年当時、民主党公認で愛知7区から出馬し、初当選したのが「山尾志桜里」議員でした。
その後は不倫問題が出たり(本人は否定)していますが、実は彼女の夫であり元ライブドア役員である「山尾恭生」さんが金銭問題で訴えられているという話があるのです。
名前:山尾恭生(やまおやまお)
生年月日:1974年(44歳)
職業:元ライブドア上級執行役員、セレージャテクノロジー代表取締役
出身:東京(帰国子女)
学歴:東京大学
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東京大学卒業後はNTTに就職した山尾恭生氏は、1998年4月に若干23歳で株式会社アルチェ(東京都千代田区三番町1-4 三番町アネックスビル)を起業します。
アルチェは当時の勢いのあったネット系ベンチャー企業で、特に25万人の会員数を誇る日本最大級女性コミュニティサイト凛(LIN)を運営していたことが特徴でした。
これに目を付けた当時のライブドアはアルチェを買収…
山尾氏も、そのままライブドア上級執行役員という立場となったわけです。
しかし、その後2004年にあの「ライブドア事件」が起きます。
ライブドア事件では、2004年9月期年度の決算報告として提出された有価証券報告書に虚偽の内容を掲載したとする疑いがあるとし、証券取引法等に違反したとされるもので、当時の取締役らが起訴されました。
当然、上級執行役員であった山尾氏も起訴されたわけです。
そのため山尾氏はライブドアを退社…
そして新たに作った会社が現在、自身が代表取締役を務める株式会社セレージャテクノロジーでした。
セレージャテクノロジーもこれまでの会社と同様にIT関連企業で、主に相続相談ナビ(http://www.souzokusoudan-navi.com/)と、交通事故示談ナビ(http://jidan-navi.com/)を運営しています。
ちなみに社名のセレージャテクノロジーとは、ポルトガル語で「桜」の意味を持つ、「Cereja」からきています。
ホームページには、日本の代表的な花である桜を社名に入れたと書かれていますが、妻である山尾志桜里議員の「桜」から取ったのではないかと思われます。
さて、問題はここから…
山尾氏は2012年11月に新たに株式会社アメーシアという会社を設立します。
ただ、この会社は山尾氏の自己資金ではなく、投資家から出資金を集めて設立された会社でした。
しかし、会社は4年経っても何一つ成果物(本来は会計ソフトなどの製品化する予定)を出していなかったのです。
さらに、アメーシアの出資目的で集めた約2400万円がセレージャテクノロジーに外注費等の名目で流れていたのです。
このことが発覚し、出資者側は山尾氏に対して、特別背任や業務妨害、信用毀損などの複数の罪状において、東京地方検察庁へ刑事告発し、告訴状を提出しました。
また、アメーシア社の当初の出資契約書では、山尾氏が会社設立から2年間はアメーシア社代表取締役としての職務専念義務を全うすることが記載されていたにも関わらず、設立から1年後の2013年には台湾で別事業を営むLoyal Sun Holdingsの第三者割当出資をミクシィやファンコミュニケーションズなどから受けていたことも、重大な契約違反であるとも指摘されていたのです。
どうやら、この背景には現在運営するセレージャテクノロジーの資金難があったと言われています。
そもそも、セレージャテクノロジーはWebビジネスを主としていますが、ホームページを見る限り運用しているのは先ほど挙げた2サイトのみ…
この2サイトでどれだけの収益があるのかはわかりませんが、あまり芳しい状況ではないかと思われます。
セレージャテクノロジーは当初「さくらフィナンシャルニュース」というサイトを主に運営していました。
「さくらフィナンシャルニュース」とは、2007年11月1日から始まった「司法に風穴を開け、企業情報の透明化をはかる」という理念のニュースサイトです。
まさに妻である山尾志桜里議員のサイトという感じですが、この「さくらフィナンシャルニュース」の運営に関してもセレージャテクノロジーは揉めているのです。
というのも、平成2014年2月にセレージャテクノロジーは「さくらフィナンシャルニュース」を株式会社フィナンシャルニュースに事業譲渡したのです。
しかし、2016年6月16日付けでセレージャテクノロジーが「事業譲渡を解除する」と通知…
その結果、「さくらフィナンシャルニュース」は2サイトできてしまい、この件でも山尾氏は刑事告発を受けているのです。
この件に関しても、ひょっとすると金欠で悩む山尾氏が、セレージャテクノロジーの主力サイトであった「さくらフィナンシャルニュース」で収益をあげようと画策したのかもしれません…
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