1980年代

萩尾みどり…夫の深水三章の馴れ初めから結婚まで




 

テレビドラマ「おていちゃん」や「3年B組金八先生」などに女優していた「萩尾みどり」さん。
同じくテレビドラマ「阿修羅のごとく」や「炎立つ」などに出演していた俳優の「深水三章」さん。

そんな萩尾さんと深水さんが結婚したのは1980年3月10日のことでした。
また、二人が挙式を挙げた時には、萩尾さんは妊娠7ヶ月だったのです。

名前:萩尾みどり(はぎおみどり)
生年月日:1954年1月14日(65歳)
職業:女優、声優、タレント
所属:オフィスPSC
出生地:福岡県八幡市(現・北九州市八幡西区)
学歴:千葉大学理学部生物学科(中退)




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萩尾みどりさん(当時26歳)と深水三章さん(当時30歳)の結婚式は、1980年3月10日午後2時から、東京都文京区にある東京カテドラル聖マリア大聖堂(カトリック関口教会)で行なわれました。
敬虔なカトリック信者で、「マリア=アグネス」という洗礼名も持っている萩尾さんが希望して、この大教会で挙式することになったのです。

新郎の深水さんは黒のタキシード。
新婦の萩尾さんは白いウエディングドレスに身を包み、しずしずとバージンロードを歩みました。

参列者は親族、友人ら70名ほどで、新婦の父・萩尾裕敏さん(当時59歳)は「嬉しいです。女ばかりの3人姉妹(萩尾みどりさんは次女)の内、結婚するのはみどりが最初なんです。今日マリア様に結婚のご報告したんです。2年前に亡くなった妻も喜んでいると思います」と感激していたのです。

一方、新郎の父・深水輝彦さん(当時70歳)も「三章は5人兄弟の中で4番目なんですけど、これでようやく全部片づいた」と一安心した様子でした。

深水さんの所属するミスタースリムカンパニーの若者たちは、デニムやジャンパーというカジュアルなスタイルが多く、当時の現代的な若い芸能カップルの結婚式らしいリラックスした雰囲気の中で挙式が進行していきます。
吉川敦(きっかわあつし)神父の導きで、しっかりと手を握り合った二人は誓いの言葉を述べ、神の御許(みもと)で正式な夫婦となりました。

それから記者会見が行なわれたのですが、冒頭で萩尾さんの所属する事務所・岩淵グループの社長が爆弾発言したのです。
「えー、初めにお知らせしておきますが、みどり君は実はもうおめでたなんです。今7ヶ月で、予定日は6月10日頃になります」

報道陣の中から「ええッ!?」、「うわ~」などの驚きの声が起きました。
二人が同棲していることは周知の事実だったのですが、それまで妊娠の噂はなかったのです。

早速、報道陣からは二人に質問が飛びました。
「以前は“結婚という形式にこだわらない”と言ってましたけど、そのあなたが結婚に踏み切ったのは、やはり赤ちゃんが出来たからですか?」

いいえ、私は最初から結婚を拒否をしてたわけじゃないんです。「毎日この人と一緒にいたい」と思うようになったら結婚しようと思ってました。1年前からそう思うようになったので今回けじめをつけたんです。赤ちゃんはその延長線上のことで、原因ではありません。

と萩尾さんが答えます。
深水さんも、

うん、赤ちゃんはね、突発的な出来事なんだよ。プロポーズは特にしなかった。付き合い始めた頃から、「オレたち将来結婚した方がいいね」なんていってたからね。

1974年の「わたしは燁」(TBS)などテレビ界で育ってきた女優の萩尾さんと、ロックミュージカルの劇団で活躍してきた深水さんが出会ったのは1978年7月のことでした。

この時、萩尾さんはNHKの「おていちゃん」に出演中だったのですが、たまたま隣のスタジオで「早筆右三郎」をやっており、そのドラマに深水さんがゲスト出演したのです。

かねてからミスタースリムカンパニーの活動に興味抱いていた萩尾さんは、深水さんがその劇団のリーダーと知ると、「一体、どんな人なのかしら?」と好奇心を抱き、隣のスタジオをのぞきに行きました。
この時、深木さんは、「おっ、美人だなあ。こいつはぜひ友だちにならなくっちゃ」と思い、すぐにデートの約束をして新宿ゴールデン街に飲みに行くことになったのです。

それまでは、理想の男性はおちついた中年男性と思っていた萩尾さん。
しかし、深水さんの話が面白く、付き合ってもいいと思うようになりました。

一方、深水さんは女優らしくない萩尾さんにゾッコン。
「どんなくだらないこと言ってもケラケラ笑ってくれる。彼女はシャレがわかってくれるイカした女だなあ、と感心して…」と萩尾さんの印象についてコメントしています。

こうして、二人の交際はスタート。
萩尾さんの住む世田谷区のマンションに深水さんが頻繁に通うようになりました。

もっとも、最初のうちは萩尾さんも「彼の下着なんて洗わない。料理も作らない」というドライな同棲スタイルを守っていましたが、最後までそうはいきませんでした。

今は家事はいっさい自分でしています。そういう点では亭主関白ですね。お料理も最近は自信がでてきました。

と会見で語った萩尾さん。

深水さんも、

まあ、(主婦としては)いいんじゃないですか。料理はカレーライスが得意ですよ。

と語ったのです。

特に注文がないという深水さんに対し、萩尾さんは、

もう少し彼の方がお金が稼げるようになって欲しいですね。でも、今やってるミュージカル劇団の中ではミスタースリムが理屈なしに一番面白いから、これから彼も大きくなると思います。

とコメント。

ちなみにお腹の子供は男の子と決めてかかって、名前もすでに「大地」と決めていた二人…
ただ、この時に生まれたのは女の子で、その後に男の子が生まれました。

ただ、そんな二人も1994年に離婚。
子供の親権は萩尾さんが持ち、深水さんは2017年12月30日に虚血性心不全のため亡くなっています。




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