1980年代

岸部四郎…元嫁・展子との離婚原因は何だったのか?!




 

元ザ・タイガースのメンバーで、俳優としてもテレビドラマ「遠山の金さん」や「西遊記」などに出演していたタレントの「岸部四郎」さん。

そんな岸部さん(当時36歳)が最初の妻・展子(当時37歳)さんと離婚したのは1986年のことでした。
岸部さんと元嫁の展子さんとの間には、二人の子供もいたのですが、果たして離婚の原因はどのようなものだったのでしょうか。

岸部シロー

名前:岸部四郎(きしべしろう)
別名義:岸部シロー
生年月日:1949年6月7日(70歳)
職業:タレント、俳優
所属:アン・ヌフ
出身:京都府京都市




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実際に岸部四郎(当時は岸部シロー)さんと元嫁の展子さんの協議離婚が成立したのは、1985年8月26日のでした。
この8ヶ月後に二人の離婚が明らかとなり、マスコミが騒ぎ立てたのです。

結婚から15年目、離婚後の岸部さんは東京都杉並区荻窪にあった豪邸(当時、時価1億5千万円)を出て、都内の2DKのマンションで一人暮らしをしていました。

杉並区の豪邸には、当時、中学3年生だった長男と中学1年生の長女と共に、二人を引き取った展子さんがそのまま住んでいたのです。
果たして二人の離婚原因は何だったのでしょうか。

岸部さんの言い分はこのようなものでした。

ここ4、5年前から夫婦の間で別れ話が出ていたが、最終的に決断したのはカミさんの方。僕は立派で頼りがいのあるオヤジ像に不適格な男やった。結婚当初から京都育ちの僕と、アメリカ育ちでハーフ(展子さんは日本とポルトガルのハーフ)の彼女とは考え方が食い違ってまして。飯の食べ方、口のきき方、子供の教育の仕方からズボンのはき方まで違うんですからね。僕がもう二回り大きければ何とかなったかもしれませんが、二人とも30代半ばになって、別れるなら今しかないと思って…

岸部さんの理由は性格の不一致というものでした。
しかし、この他にも実は岸部さんが古書や骨董品収集に凝っていて、家族にエネルギーを注ぎ込めなかったことも要因だと言われていたのです。

また、祇園の芸妓(げいぎ)・豆千佳(まめちか・当時23歳)さんとの親密な関係が問い沙汰されていました。
岸部さんはその点に関してこう弁解しています。

それは誤解や。 僕が京都へ度々行ったのは、永井荷風(ながいかふう)の世界に出合ってから心を惹かれるものがあって、祇園へ実地見学に通っただけ。荷風に回帰したくてね。行けば、好みのタイプを指名することになりますよね。あまりのめり込み過ぎると裏が見えてくるから深入りはしませんでした。

当然、実地見学という苦しい言い訳はなかなか通らず、人を介して展子さんにそのことががバレ、双方とも弁護士を立てたところ、別居から一気に離婚へと至ったというのが真相でした。

先に行動を起こしたのはカミさんです。別れる条件として「今までの生活レベルを維持したい」と言われ、子供たちを育ててもらうことですし、慰謝料代わりに新築の家をあげたんですよ。それから僕は代沢(世田谷区)のマンションへ引っ越して、一人で弁当を作ったり、コインランドリーで洗濯したり、一人暮らしを楽しんでます。

と岸部さん。

また、「再婚する気はないか?」という質問に対しては、

本当は独身主義で行きたいところですが、僕はそこまで強くないから…

と苦笑いで答えました。

ただ、当時からドケチで知られていた岸部さん。
そんな岸部さんが時価1億5千万の豪邸をポンと展子さんにあげて、自分は裸一貫になったのでしょうか。

その点に関して、展子さんからこのようなコメントが出ていました。

慰謝料代わりにこの家を?私はそう思ってませんよ。私もCMに出たりして貯えたお金があったので、家は彼一人で建てたわけじゃないんです。まだ借金(古書や骨董品も含む)を返済中で、家が担保になっている状態なんです。子供の養育費が月50万円なんて言われてるそうですが、私たちはそんなに恵まれていません。いつでも引っ越せるように、段ボールの荷物をそのままにしてあるくらいですから。

と、岸部さんの話とはかなり違う内容だったのです。

さらに離婚の原因についても、

色々と噂されてるようですけど、本音を言うと、私が決断したのは彼の女性関係が発覚したからなんです。去年の秋頃、ある人から京都の彼女のことを聞かされました。そう言えば、大阪で仕事があっても泊まるのは京都でした…5年も前からの付き合いだそうですが、これじゃ、子供の相手をする時間もありません。あるあると言っていたお金もどんどん減って、これから私も一生懸命働かなきゃと思ってます。」

と、またまた岸部さんの話とは違っていたのです。

結論から言えば、離婚の原因はほぼ展子さんの言った通りで、特に離婚後の岸部さんはこの骨董品収集が原因で、自己破産までしています。

実は貯金が苦手な岸部さんはこの骨董品収集以外にも、他人の連帯保証人になったり、事業投資などでかなりの浪費を繰り返していたのです。
自己破産した後は再婚した妻も若くして他界、自身も病気やケガなども重なり、現在は老人ホームで暮らしているのだと言います。




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