1980年代

五月みどり…元夫の立花淳一との馴れ初めから結婚まで




 

1958年11月に「お座敷ロック」でレコードデビュー、その後「おひまなら来てね」(1961年)が大ヒットしたことでスターダムにのし上がった歌手で女優の「五月みどり」さん。

加えて、プライベートではこれまで3度の結婚と3度の離婚を経験している五月さん…
今回はその3度目の結婚、元夫の立花淳一との馴れ初めと結婚までに関するお話です。

五月みどり

名前:五月みどり(さつきみどり)
生年月日:1939年10月21日(79歳)
職業:歌手、タレント、女優、画家
出身:東京都江戸川区
東京都立深川高等学校




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五月みどりさん(当時46歳)と元夫の立花淳一さん(当時26歳)が結婚式を挙げたのは1986年1月23日のことでした。
その前年、1985年11月14日には都内のホテルで婚約発表会見が行われます。

この日を選んだのは、ちょうど1年前(1984年)の11月14日、五月さんがディナーショーを行った際に、たまたま前座で歌っていた立花さんと知り合った日にちなんだもので、いわば二人の出会いの日でもありました。

しかしこの婚約は、始めからすんなりと決まったわけではなかったのです。
立花さんの方は、両親が五月さんのファンだったこともあって、別に問題はなかったのですが、五月さんの方は今回が3度目の結婚…
「また別れることになったらどうしよう」という不安がありました。

しかも、新郎の年が20歳も下であることから、母親を始めとして親族や友人など、かなり反対があったのです。
五月さん自身にも、「自分と結婚することで将来性のある立花さんがダメになってしまうのではないか?」という、先輩としての心配があり、婚約発表の4~5日前まで決心がつきませんでした。

そんな五月さんが結婚に踏み切ったのは、立花さんが作詞・なかにし礼さん、作曲・浜圭介さんの「ホテル」(1984年)が80万枚を越える大ヒットが評価され、1985年度の日本有線大賞・上半期新人賞を受賞して、スターへの道を確実に歩き始めた立花さんが、

結婚してダメになるようなら自分が悪い。俺はそんなヤワな男じゃないよ。

と言ってくれたこと、そして19歳の長女が、

ママは立花さんといると、とても幸せそうね。

と、暗に結婚を認めてくれたことに力を得たからだと言います。

そんな五月さんですが、立花さんとの年齢差はやはり心配らしく、

私が年を取って、彼が浮気をしたら、3倍にしてお返ししてやるつもりよ。

と、会見で語っていました。

20歳の年の差と言えば、五月さんが60歳の時に、立花はまだ男盛りの40歳。

60歳になって捨てられても仕方がない。それよりも一日一日を大切にしたい。

とも本音を話していたのです。

一方の立花さんは、浮気に関する質問で、

先のことだからわかりません。

と、はぐらかしていました。

また、質問が二人の夜の生活についてになると、

やはり体力的に負けるわね。今までは男性に誘われて、お断りしたことなんてなかったけど、最近は時々お断りしてるのよ。

と、年齢差を認めるコメントをしていた五月さん。

堅実な家庭づくりを目指しているという五月さんでしたが、婚姻届けと一緒に離婚届けも用意し、将来もし別れることになってもクヨクヨしないと準備も万端だったのです。

挙式は1986年1月23日、軽井沢の高原教会で行なわれました。
立花さんの方は親戚一同が勢ぞろいしましたが、「3度目じゃ親戚なんて恥ずかしくて呼べないわ」と五月さんは芸能界の友人が主だって出席することになったのです。

私たちの関係って、ピンポンみたいなの。どんなタマでも、お互いにしっかり受け止めていくの。

と、左手に立花さんが借金をして買ってくれたという大粒のルビーの指輪を輝かせていた五月さん。

二人の結婚は五月さんが3度目の結婚に加えて、相手の立花さんが20歳年下ということもあって、テレビや雑誌が大いに取り上げられました。
会見では、

今度こそは添い遂げます。

と、宣言していた五月さんですが、この2年後の1987年に二人は離婚。

離婚会見で五月さんは、

本当は結婚して2週間後に(立花さんに)女がいるってわかったんですけど、今度は3度目だし、私も後が無いと思って何とか我慢しようと思ったんですけど…

と大号泣し、この会見も広く世間の知られるところとなりました。




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