1970年代

吉永小百合…岡田太郎との結婚式の舞台裏




 

昭和48年(1973年)はオイルショック(石油危機)だけでなく、芸能界にもショックを与える出来事が起きた年です。
なぜなら、1960年代を代表する人気映画女優・「吉永小百合」さんの結婚をめぐる報道が一色となったからです。

20代前半には俳優の渡哲也さん(現・株式会社石原プロモーション相談取締役)と破局する悲恋もありましたが、清純派女優として熱烈な支持を受けてきた吉永さんも28歳になり、結婚問題がまさに国民的関心事になっていたのです。

名前:吉永小百合(よしながさゆり)
本名:岡田小百合(おかださゆり)
生年月日:1945年3月13日(74歳)
職業:女優、歌手
出身:東京都渋谷区代々木西原町(現・西原)
学歴:早稲田大学第二文学部西洋史学専修



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1973年1月、吉永さんは喉の治療のために8~10月の休業とファンクラブの解散を発表します。
これに芸能マスコミが「結婚の準備では?」と色めき立ち、激しい取材合戦がスタートしました。

2月に入って女性誌が「最後の独身女優・吉永小百合ついに結婚」とスクープ…
フジテレビの「スター千一夜」に登場した吉永さんが「恋人はいます」と交際を初めて認めました。

これで 結婚狂騒曲”がさらに加速していき…
結婚相手はフジテレビの子会社・フジプロダクションの専務取締役だった岡田太郎さん(その後、共同テレビ社長、会長、取締役相談役を歴任)だと判明するのです。

岡田さんは昼メロの創始者で”ヨロメキのタロー”の異名をとる、ヤリ手のドラマディレクターとして知られていましたが、日本中のサユリストたちは結婚相手が15歳も年上の43歳…
しかも、バツイチという経歴にわが耳を疑い、悔し涙を流したのです。

そんな吉永さんにはファンの反応以上に心配事がありました。
個人事務所の社長も務めていた父・吉永芳之さんの大反対です。

娘の結婚に反対する父親は珍しくありませんが、東大法学部卒業で生真面目で潔癖な芳之さんにとって、離婚歴のある岡田さんの経歴はどうしても許すことができなかったのです。

親子の確執という問題を抱えたまま決まった結婚式の日取りは8月3日に決まりました。
この日の午後には都心のホテルで披露宴が開かれることになっており、業界関係者には招待状が送られていたのです。

ただ不思議なことに、なぜか披露宴の前に行われるはずの「結婚式」に関しては情報が一切ありませんでした…
後になって6月に入籍していたことが明らかになるのですが、この時点では「土壇場での破局」が話題になるほど周囲は騒がしかったのです。

当日の朝には吉永さんの自宅前に報道陣が大挙して集まり、その動向に注目が集まりましたが、吉永さんを乗せた車が向かったのは教会でも神社でもなく、フジプロの常務とその妻で歌手の畠山みどり夫妻のマンションでした。
2日前に急きょ決めたというささやかな”極秘結婚式”を行うためでした。

場所をホテルに移して午後4時に記者会見が開かれる頃には、報道陣は300人を超すほどに膨れ上がり、披露宴には700人を超す招待客が祝福に駆けつけました。
その顔ぶれはまさに当時のオールスターそのもの…
渥美清さん、田宮二郎さん、有馬稲子さん、加藤剛さん、三橋達也さん、関口宏さん、石坂浩二さん、浅丘ルリ子夫妻、高橋圭三さん、芦田伸介さん、佐良直美さん、芳村真理さん、坂本九さん、そしてかつての恋人であった渡哲也さんの姿もあったのです。

ただ、結婚式にも披露宴にも吉永さんの両親は最後まで姿を見せることはありませんでした。
会見や披露宴で吉永さんが見せた涙は、決してうれしさだけではなかったはず…
翌日、2人はマスコミの目を逃れるようにヨーロッパへの新婚旅行に旅立っていきました。




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