かなりの人気を得ながら、特に不祥事を起こしたわけでもないのに気がついたら消えていた…
そんな芸能人も少なくありません。

たとえば「伊東美咲」さんも、その一人ではないでしょうか。
今回はそんな伊東美咲さんが芸能界に復帰できない理由に関して探ってみました。

名前：伊東美咲（いとうみさき）
生年月日：1977年5月26日（41歳）
職業：女優、タレント、モデル
所属：研音
出身：福島県いわき市
学歴：大阪千代田短期大学幼児教育科

伊東美咲の旦那はパチンコ屋大手の「京楽」

伊東美咲さんといえば、代表作と言えば2005年のテレビドラマ「電車男」（フジテレビ系）でしょう。

伊東さんは2005年に、本作でヒロインのエルメス役を演じて、女優としてブレイク…
「電車男」は、巨大掲示板「2ちゃんねる」の書き込みから派生した物語で、あっという間に書籍、映画、テレビドラマと展開され、2ちゃんねる発のメディアミックスの先駆けでもありました。

また、伊東さんの清楚な雰囲気も見事にハマり、エルメスは伊東さんの当て書きだという都市伝説があったほどだったのです。
この役で、伊東さんの名前と顔は一気に世間に知られることとなり、オタクたちにとってのゼロ年代サブカルチャーのミューズ的な役割を得ました。

その後も伊東さんは数々のドラマ・映画に出演…
プライベートでは、青年実業家や俳優の速水もこみちさんなどとの交際が報じられてきました。

そして、2009年11月、世の男性たちの落胆をよそに、大手パチンコメーカー「京楽産業.（京楽産業.株式会社）」の榎本善紀社長と結婚します。

榎本氏は「冬のソナタ」や「ウルトラマン」といったコンテンツを取り入れた機種を大ヒットさせたパチンコ界の革命児ともいえる人物…
前社長だった父親の跡を継いで社長に就任した御曹司で、伊東さんも玉の輿婚だと言われました。

ちなみに、伊東さんと榎本氏との出会いは、神田うのさんがキューピッド役です。
神田さんの夫はパチンコチェーン「日拓グループ」の西村拓郎社長です。

伊東さんは結婚式で神田さんがデザインしたウェングドレスを着ており、神田さんが出産した際は、芸能界で一番最初に駆けつけたともいいます。

さらに出産時には神田さんのブログに「パパ同士も仲間ですから。家族でのお付き合いが出来る事にも感謝です」と書かれるほど仲が良いのです。

伊東さんも結婚の翌年に長女を出産し、芸能活動は事実上の休止状態になりました。
一説によると、榎本氏の家が、伊東さんが芸能の仕事をすることに良い顔をしなかったという話もあります。

けれども、伊東さんの芸能界復帰を待ち望む声は多く、2013年に実施された「来年復帰を期待する芸能人を選ぶアンケート」（マイナビニュース調べ）で、伊東さんは2位を獲得しています。
ちなみに1位は中森明菜さんで、その差はわずか5票の僅差でした。

そんな声に応えたのか、伊東さんは2014年5月に所属事務所の有料サイトにて復帰を宣言し、ブログも開設…
ブログでは、子育て、美容、健康、グルメ、ファッションなどの記事と共に、出産を経ても変わらない伊東さんの姿が投稿され、女性を中心に読者数は急増したのです。

伊東美咲はなぜ芸能復帰しないのか？

伊東美咲さんが、いよいよ芸能界に本格復帰するのか？…
と思われたのですが、2015年に第2子を出産すると、仕事らしい仕事はまたしなくなってしまいました。

また第2子妊娠中に、榎本氏が銀座のホステスと密会している姿を週刊誌にスクープされていたのです。
これを機に伊東さんはセレブ婚にも見切りをつけて、芸能界復帰するものと見られました。

しかし、榎本氏側が伊東さんの芸能界を阻んでいるとの噂があり、第2子が男の子だったことで、跡継ぎ誕生にわいた義父・榎本宏氏が、伊東さんに家庭第一であることを求めたという話もあるのです。

また、2016年に入り、伊東さんが高級マンションから、都内の10億円の豪邸に引っ越しをしたという報道もありました。
これは義父の榎本宏氏が、長男誕生のお祝いとして、伊東さんにプレゼントしたという話もあったほど…
ちなみに、10億円をローンではなく現金一括で購入したといわれています。

実際のところ、京楽産業の経営状態が急激に悪くなり、投資家の間では、危ない会社とも囁かれています。
決算公告によると、2015年6月期は売り上げが1092億円で、営業利益が約11億円ありました。
ところが、翌年の2016年6月期の年間売り上げは339億円に急減し、営業利益で、マイナス242億円という巨額の損失を出しているです。

新たな人気機種を開発できていないことが営業不振を招いている理由だとも言われており、ここ最近、パチンコ屋で京楽の台を見かけなくなったとの声も聞きます。

不況知らずと思われたパチンコ業界も、このところ右肩下がりで、さらに昨今話題のカジノ法案でカジノが各地に建設されるようになると、真っ先に打撃を受けることも予想されています。

そう考えると、いくら創業者とはいえ、この時期に10億円をポンと出す余裕などあるのでしょうか。
もちろん、我々一般人が考えている以上に、たっぷりと資産を溜め込んでいる可能性は十分あるですが。

いずれにせよ、京楽産業が崖っぷちにいることは事実であり、伊東さんも呑気に子育てをしている場合ではないはず…
ただし、あわてて芸能界に復帰しても、すぐに以前のように活躍できるはかはまた別の話でもあるのですが。