1980年代

コロッケ(ものまね)…嫁の辻真理子と子持ち再婚していた?!




 

1985年にフジテレビの「ものまね王座決定戦」に出演し、一躍スターダムにのし上がった「コロッケ」さん。
その後はものまね四天王として、誰もが知る存在となりました。

そんなコロッケさん、プライベートでは1988年11月に前妻の明美さんと離婚し、その後すぐに辻真理子さんと再婚しているのです。
しかも、コロッケさんには明美さんと離婚する前に、真理子さんとの間に生まれた円(まどか)ちゃんもいました。
果たして、コロッケさんと真理子さんの再婚や馴れ初めはどのようなものだったのでしょうか。

名前:コロッケ
本名:瀧川広志(たきがわひろし)
生年月日:1960年3月13日(59歳)
職業:お笑いタレント、ものまねタレント、歌手、コメディアン
所属:ファインステージ
出身:熊本県熊本市南区
学歴:熊本第一工業高等学校(現・開新高等学校)




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1988年11月9日に前妻の明美さんと離婚し、16日後の11月25日には辻真理子さん(当時26歳)と再婚を果たしたコロッケさん(当時28歳)。
年が明け、この事実を明らかにしたコロッケさんは記者会見を開きました。

会見の会場にスーツをで現れたコロッケさんは、ポケットから大きなホクロのシールを取り出して、それを鼻の上に貼りつけ、

やぁ、どんも、どんも。こんなに集まってもらっで、すまないねぇ。

と得意の千昌夫さんのものまねで、開口一番、笑いを取りました。

けれども再婚の相手の真里子さんと知り合ったきっかけを質問されると、

3年前(1986年)、北海道の帯広市でコロッケショーをやった時、その打ち上げの席で知り合いました。

と真面目に答えたのです。

コロッケさんは1982年、熊本県のクラブにものまね芸人として出演した時、そのクラブに勤めていた4歳年上の明美さんと知り合い、結婚しました。
明美さんとの間には、会見当時、6歳になる男の子もいたのです。
明美さんは世話女房タイプの女性だとのことで、売れない頃のコロッケさんを経済的にも支えていました。

しかし、テレビに出るようになって人気も上昇して来たコロッケさんは、1986年の巡業先の北海道で、当時23歳だった真里子さんと知り合います。

とにかく被女は声をかけても振り向いてはくれないし、「コロッケが何なのよ」という冷たいムードでした。僕は冷たいタイプに燃えるたちなので(笑)、無理矢理に電話番号を聞き出し、それから「会わねえかい」と電話攻撃をかけたんです。

と会見で馴れ初めについて、コロッケさんは語っています。

コロッケさんは、まともにアタックしたのでは断わられると思い、千昌夫さんや田原俊彦さんなどの得意のものまねレパートリーで迫ったのです。
この作戦が功を奏したのか、あまりの押しの強さに根負けしたのか、真里子さんはコロッケさんを頼って6カ月後に上京しました。

すでにこの時、前妻の明美さんは熊本県に帰って別居生活を始めていたのです。
そして1988年の11月9日、コロッケさんは明美さんと正式に離婚し、それから16日後の11月25日には真里子さんと入籍しました。
また、真里子さんとの間には、明美さんとの別居中に、当時1歳5ヶ月になる長女・円(まどか)ちゃんが生まれています。

会見ではコロッケさんに様々な質問が出ました。

「真里子さんは、どんな感じの女性ですか?」

勝ち気なタイプですね。最初の頃は彼女とデートしている時でも、街でファンから声をかけられると、すぐにちあきなおみの顔をして見せたりしていたんです。軽蔑してるみたいでした(笑)

「真里子さんは、あなたのどんな所に惹かれたとお思いですか?」

わかんないけど、たぷん顔のデカいところじゃないですか(笑)

「お得意の料理は?」

ホウレン草のゴマ和え。コロッケじゃないです(笑)

しかし前妻の明美さんへの慰謝料について聞かれると、

千(昌夫)さんが50億ですからね。ご想像にお任せしますが、千さんよりちょっと少ないかな。

とギャグで誤魔化しました。

■千昌夫…離婚慰謝料は「50億円」だったの?!

当時は、下積み時代に散々世話になった奥さんなんだから、いくら若い奥さんをもらったからといって、それ相当のことをしてやってなければ可哀想だという厳しい声もありました。

しかしその一方で、コロッケさんと親しい芸人仲間からは、再婚した真里子さんとの晴れがましい報告会や披露宴を一切しなかったのは、前妻の明美さんと6歳になる長男とのことを考えたからだという意見もあったのです。

この年の正月、コロッケさんは真里子さんと円ちゃんを連れ、お笑いの仲間と一緒に初めてのハワイ旅行に行っています。
この時も、妻や娘の世話をやいているコロッケさんの姿が目撃されていました。

会見は時間にして、15分程度で終了し、そのほとんどをものまねとギャグが占めていました。
ただ、最後にコロッケさんは真面目な表情でこう語ったのです。

これからは、仕事を一生懸命していくしかないです。自分が良くなれば、周りもきっと良くなると思うんです。今年は営業も300本以上取って、頑張るつもりです。

コロッケさんの言う周りとは、新たな妻子はもちろんのこと、不遇時代を支えてくれた前妻と子供のことも含まれるのでしょう。




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