1980年代

萩原健一…倍賞美津子の前でカメラマンに殴りかかる?!




 

大麻事件や飲酒運転による人身事故など、何かと世間を騒がせていた俳優・歌手の故・「萩原健一」さん。
テレビドラマ「傷だらけの天使」や「外科医柊又三郎」、映画「影武者」や「激動の1750日」などでも知られています。

また、ショーケンの愛称でも知られる萩原さんですが、実は1985年11月に暴行事件を起こして、書類送検されたことがあるのです。

萩原健一

名前:萩原健一(はぎわらけんいち)
愛称:ショーケン
生年月日:1950年7月26日~2019年3月26日(享年68歳)
職業:俳優、歌手
出身:埼玉県北足立郡与野町(現・同県さいたま市中央区)
学歴:東京都荒川区の聖橋中学校・高等学校




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スポーツ紙にこの事件の第一報が流れたのは、1985年11月18日のことでした。
当時、萩原健一さん(当時35歳)の所属していた事務所・ケイエンタープライズの桜井五郎社長が、恵京・赤坂の事務所で会見に応じたのです。

その場には事件当日、現場に居合せた三浦朗さん(映画「恋文」のプロデューサー)が同席し、「俺が話すと誤解を招くから」という社長の配慮で、三浦さんが事情説明を行いました。

当日(12日)、ショーケンと倍賞美津子さん、神代監督、作家の連城三紀彦さんら「恋文」のメンバー5人で次回作の打ち合わせをしていたんです。

と語り出した三浦さん。

話によると、場所は東京・中野の福屋ホテル。
夕方からメンバーは集まったのですが、夜10時頃に倍賞さんは仕事の都合で中座します。

萩原さんが倍賞さんを見送って二人で外へ出たところ、張り込んでいた二人の記者が写真に撮ったというもの。
そこで興奮した萩原さんが、撮影したT記者に飛び掛かったというのです。

ここまでは告訴状を提出した後、同じく会見を行ったフライデー側とも話は一致しています。
萩原さんと倍賞さんが密会していると誤解したのは確かでした。

しかし、ここから先、両者の主張は真っ二つに分かれたのです。
萩原さん側では、萩原さんがカメラマンを殴ったことは認めていました。

しかしその後は、ホテル内で穏便に話し合いを進め、現場に急行したフライデー副編集長の立ち合いのもとで、「誤解だった」ということで、フィルムを処分したとのこと。
当初、激怒していた萩原さんも三浦さんらの静止で手を出すことは控え、謝罪に納得したと言います。

一方のフライデー側はホテルの中に入った後、二人の記者は一室に連れ込まれ、特に写真を撮ったT記者は萩原さんに殴る、蹴るなどの暴行を受けたと主張しました。

また、一旦は倍賞さんを送るために部屋を出た萩原さんは、戻ってくる時に手にタオルを巻いていたとも言います。
これは顔面を殴る際に相手の歯で手が傷つくのを避けるための方法で、その後T記者は、後ろに吹っ飛ぶほど右アゴを殴られたのだとか。

もし、これが事実ならば、ハプニングでの暴行ではなく、あらかじめ意図された暴行になります。
この事実を重く見たフライデー側は、両記者の全治1週間という診断を合わせて、告訴に踏み切りました。

当時は大麻事件で執行猶予中の萩原さん、この事件でもし公判になるようなことがあれば、実刑判決が下される可能性も大きかったのです。
しかし、この件に関しては後に書類送検という形の幕引きになりました。





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