1990年代

鈴木杏樹…夫との過去の思い出(馴れ初め)を振り返る




 

ロンドンへの音楽留学からイギリスでデビューという異色の経歴を持ち、1991年に帰国後は女優として活躍。
その人物こそ、1995年からはフジテレビ系「ミュージックフェア」の司会を務めていた「鈴木杏樹」さんです。

そんな鈴木さんは医師の山形基夫さん(故人)と1998年に結婚しています。
2人の馴れ初めは意外なもので、鈴木さんが番組収録中に倒れたことが発端でした。

名前:鈴木杏樹(すずきあんじゅ)
本名:山形香公子(やまがたかくこ)
生年月日:1969年9月23日(49歳)
職業:女優、司会者
所属:ジャパン・ミュージックエンターテインメント(イー・コンセプト)
出身:大阪府箕面市
学歴:マリスト国際学校高等部(中退)、東京都立上野高等学校



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1998年1月19日、鈴木杏樹さん(当時28歳)は「ミュージックフェア」の収録中に腸閉塞(ちょうへいそく・イレウス)を患って都内の病院に搬送されました。
その緊急手術の執刀医師団に参加していたのが山形基夫さん(当時41歳)だったのです。

山形さんは乳がんの手術論文を発表したり、内視鏡手術がテレビで取り上げられたりするなど、癌(がん)や胃腸関係手術の権威として有名なエリート医師でした。

鈴木さんは手術後、20日間入院。
「入院した時はもう痛くて痛くて。先生や看護婦さんはみんな天使に見えました」と語っていたのです。

当初、山形さんは鈴木さんが芸能人であることを知らず、単なる医師と患者という関係でしたが、「細かいことをクヨクヨするのはいけない。のんびりと仕事をしなさい」とアドバイスするなど話をしていくうちに、2人は打ち解けるようになりました。

そんな2人を取り持ったのは「共に趣味」というEメール。
「走るとお腹が痛い」などの容体をやりとりしているうちに「食事でも」ということになり、交際がスタートしたのです。

「好きな画家はモネ」、「使っている歯磨き粉が同じ」など互いの好みが「気持ち悪いほど似ていた」と言います。

寿司屋での初デート以降、「川が流れていくようにあれよあれよという間に結婚の方向」に向かい、5月末にプロポーズ。
6月1日には、知り合って4カ月あまりでの極秘入籍しました。

まもなく、この情報を女性誌がキャッチします。
しかし、マスコミは山形さんのことは、完全にノーマーク状態。

入籍の第一報は流れたものの、肝心な相手が特定できず右往左往していました。
「デキ婚では?」という誤報まで流れる混乱ぶりだったのです。

鈴木さんは8日に単独会見を開き、「別に極秘にするつもりはありませんでした。本当は様子を見ながら来年にでも、皆さんに発表する予定でいたんです」と釈明。

山形さんには離婚歴がありましたが、過去を承知の上で入籍した鈴木さんは「まったく気になりませんでした」とコメントしました。

2000年に両家の親族だけを呼び、アメリカのディズニーランドで挙式。
その後、夫婦喧嘩ひとつない順調な生活が続きました。

しかし、悲劇が襲います。
山形さんは数年ほど前から肝臓の病気にかかり、2012年末に肝移植手術のため渡米していたのですが、手術直前に容体が急変…
2013年2月1日に帰らぬ人となりました。

情報生番組の放送終了直後に夫の死を知らされた鈴木さんはただただ呆然…
翌日に急きょ渡米し、遺体を前に泣き崩れたのです。

7日に帰国、翌日に番祖に復帰。
「皆さんの温かいお気持ちで支えて頂いております」と気丈に振る舞いました。

遺体は医学発展のために役立てて欲しい」という故人に従い、医学的検証が行われたと言います。




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