2017年12月12日、元は中日ドラゴンズで活躍していたプロ野球選手(投手)の「小松辰雄」さんが、自ら運転する自動車で自転車と事故を起こしたことが明らかになりました。
一体どのような事故だったのでしょうか。
名前:小松辰雄(こまつたつお)
生年月日:1959年5月10日(60歳)
職業:元プロ野球選手・コーチ、野球解説者、飲食店経営
出身:石川県羽咋郡富来町(現:志賀町)
学歴:星稜高等学校
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12月12日の午後10時頃…
名古屋市東区赤塚町の交差点で、小松辰雄さんが乗用車で横断していた自転車の男性(30代)と衝突しました。
男性は体を強く打ち、名古屋市内の病院に搬送されましたが、意識不明の重体(約10時間後に急性硬膜下血腫で死亡)とのことでした。
東署の調べによると、小松さんは自らが経営・プロデュースする名古屋市中区の飲食店「海鮮山(kaisenzan)」での仕事を終えて、自宅に帰る途中でした。
現場は国道と県道が交わる信号機と横断歩道のある交差点…
県道には中央部にはバスレーンがあり、小松さんはそのバスレーンを東に進んでいました。
一方、自転車の男性は交差点の横断歩道を渡っていたところ、小松さんの自転車に衝突した形になります。
この事故の「過失割合(かしつわりあい)」は、どのようになるのでしょうか?…
一般的には「信号の状態」によって、過失割合は変わってきます。
そのため大きく5パターンのケースが想定されるのです。
➀車が「赤」で自転車が「青」の場合・・・車:自転車=100:0
➁車が「赤」で進入し自転車が「青」点滅で横断開始した場合・・・車:自転車=90:10
➂車が「赤」で自転車が「赤」の場合・・・車:自転車=75:25
➃車が「黄」で自転車が「赤」の場合・・・車:自転車=45:55
➄車が「青」で自転車が「赤」の場合・・・車:自転車=25:75
もちろん、その他にも天候や速度などでも過失割合は変わってきますが…
今回の場合、小松さんが青信号(もしくは黄色)で交差点に直進し、自転車の男性が赤信号で横断歩道を渡ったというケース以外では、小松さんの方が過失割合は大きくなる可能性があるのです。
今回、有名人が起こした自動車事故だけに、ここまで広まってしまいましたが…
交通事故は、直近の平成28年だけでも発生件数49万9201件と、いつ自分たちが関わるかもわかりません。
特に最近では運転中にスマホで通話や画面を見たり操作したりする…
「ながらスマホ」などによる交通事故が増加していると言います。
今回の事故を機に、こういった交通事故が少しでも減ることを望みます。
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