2000年代

鬼束ちひろ…病気休業から現在までの軌跡




 

2000年代に人気となった連続ドラマ「トリック」の主題歌「月光」の大ヒットで知られ、裸足で歌う独特のスタイルも印象的なシンガーソングライターこそ「鬼束ちひろ」さんです。

そんな鬼束さんは、これまで数々のトラブルに見舞われたことから体調不良を起こし、24歳の誕生日を前に2年半の活動休止に追い込まれたことがありました。

名前:鬼束ちひろ(おにつかちひろ)
生年月日:1980年10月30日(38歳)
職業:シンガーソングライター
所属事務所:NAPOLEON RECORDS(2007年〜)
レーベル:ビクターエンタテインメント(2016年〜)
出身:宮崎県日南市南郷町
学歴:宮崎県立日南高等学校



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始まりは2002年2月の事故でした。
鬼束さんは友人の運転するバイクの後部座席に乗っていたのですが、前を走る乗用車が駐車しようと減速したところを避けきれず追突…
幸い左足打撲の軽傷で済んだのですが、マスコミに大きく取り上げられる騒ぎになってしまいます。

その直後の全国ツアーでは急性腸炎で入院でてスケジュールが一部延期に…
ツアー終了後およそ半年間の活動休止となりました。

鬼束さんは後に、

あの時は精神的にも不安定だったし、ガリガリに瘦せてもいたし、生活上でも立っているのがやっと。ツアーを終えられたのが不思議なくらいでしたね。

と語っています。

その後、11月の武道館ライブで復帰…
「自分は生きていける」と思えたと語りましたが、翌2003年9月に今度は声帯結節を患ってしまいます。

手術のためライブを中止し休養に入るのですが、この頃からレコード会社や所属事務所との関係がギクシャクしてきます。

本来、オリジナルアルバムを出したいレコード会社でしたが、鬼束さんは声帯を壊して休養中…
代わりに急きょ発売されたのが売り上げを計算できるベスト盤でした。

2004年3月に過去のシングル10枚、計30曲を網羅したボックス版が完全数量限定でリリースされたのです。

しかし、商業主義を嫌うアーティスト肌の鬼束さんはこれに反発…

あくまでレコード会社が企画したものであり、本人の意向による作品ではありません。

と異例のコメントを発表する騒ぎに発展しました。

これが引き金となり、レコード会社と所属事務所の契約はどちらも解除となってしまいます。
6月に新事務所へ移籍したがトラブル尾を引きました。

音楽以外の仕事に疲れてしまったんですね。音楽以外のやりたくない仕事が苦痛だった。忙しさで自分の”王国”に帰る時間もなくなった。

と語る鬼束さんは再び体調を崩してしまったのです。

結局、2004年10月には出演予定だった音楽番組の収録をドタキャン…
この騒ぎで新事務所との関係もこじれ、長期間の活動休止に追い込まれました。

休養中は「ほとんど死んでた」という鬼束さん…

雑誌インタビューでは休養なんて生ぬるいモノじゃないよね。音楽を作ることも歌うこともまったく思い出さなかった。

と当時を振り返っています。

2005年夏には花束を渡そうと自宅マンションに現れた男性がストーカー騒ぎを起こして逮捕…
鬼束さんは交番近くのセキュリティーの厳重なマンションに引っ越しました。

復帰を果たしたのは2007年5月…
小林武史さんのプロデュースで2年7カ月ぶりのシングル「every home」が発売されました。

その後、一時的な休止はあるものの、ライブ活動を行い、2014年1月の公開映画「トリック劇場版ラストステージ」のテーマに「月光」が採用されるなど活躍しています。

そうして最近では、2017年2月1日に、ソロ名義では約6年振りとなるオリジナルアルバム「シンドローム」をリリース…
さらに4月13日から7月18日の間、ソロ名義では約4年振りとなるコンサートツアー「シンドローム」を9都市10公演にて開催しました。




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