2000年代

安藤和津…母親・荻野昌子はどのような人物だったのか?!




 

タレントでエッセイストでもある「安藤和津」さん。
安藤さんと言えば、第2代・第3代と法務大臣を務めた犬養健氏の妾の子(非嫡出子)としても知られています。

その後、犬養健氏の子供として認知され、安藤さんは第29代内閣総理大臣の犬養毅氏の孫にあたります。
さて、今回はそんな安藤さんの母親・荻野昌子さんについてのお話です。

名前:安藤和津(あんどうかづ)
戸籍名:安藤和子(あんどうかずこ)
生年月日:1948年3月6日(71歳)
職業:エッセイスト、タレント
所属:プロダクションパオ
出身:東京都台東区
学歴:上智大学(中退)




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安藤和津さんの母親・荻野昌子さんは実家の石材店が倒産したため、女学校をやめて柳橋で芸者をしていました。
この時、安藤さんの父親でもある犬養健氏と出会います。

そうして二人の間に安藤さんが生まれました。
当時、犬養健氏は52歳、昌子さんは25歳で二人の年齢差は27歳もあったのです。

その後、昌子さんは芸者をやめ、料亭「をぎ乃」を始めました。
おそらく、このお店の資金は犬養健氏が少なからず出資したのではないでしょうか。

日本料亭「をぎ乃」は、柳橋で隅田川沿いの一等地にあり、すでに洋式のトイレがあるほど、当時としてかなり立派な造りでした。
幼い頃の安藤さんは「をぎ乃」の2階の一角の部屋で、母親と一緒に暮らしていたのです。

安藤さんが小学生になる少し前には、昌子さんは料亭の真向かいに土地を買って家を建てました。
この家は安藤さんと昌子さん、昌子さんの母親(安藤さんの祖母)と、3人の叔父、叔母で暮らすための家でした。
さらに向かいの料亭には20人ほどが住み込みで働いており、かなりの大所帯で暮らしていたのです。

安藤さんが中学生になる頃には「娘の育つ環境として料亭街は相応しくない」と思ったのか、昌子さんは千代田区の麹町に庭付きの一軒家を購入します。
そこで安藤さんは昌子さんと寝たきりだった祖母、祖母の面倒を見てくれていたお手伝いさんの4人で移り住みました。

そんな中、犬養健氏が心臓病で64歳で亡くなります。
安藤さんが中学1年生の時でした。

しかし、妾の子ということで、葬儀で安藤さんと昌子さんは親族席に座らせてもらえなかったのです。
けれども昌子さんは「ふん、それが何だっていうのよ」と言ったといいます。

犬養健氏の他界後、「パパからもらった宝物」と安藤さんのことを呼ぶようになった昌子さん。
それもあってか、当時はどこに行くにもお手伝いさんがつきっ切りで、初めて自分でお金を払って買い物をしたのは中学3年生の時でした。

大学を卒業後、「就職なんかしちゃ、いい奥さんになれない」と、働くことさえ許してもらえなかった安藤さん。
大事にされていたのでしょうが、まるで母親の所有物であるかのようだったと後に語っています。

安藤さんが20歳を迎えるころ、昌子さんは突然、「これからは、あなたの花嫁修行に付き合うわ」と言い出して、料亭「をぎ乃」を畳んでしまいます。
同時に港区にマンションを購入し、麹町から引っ越すことになりました。

当時、マンション自体が珍しい時代でしたが、港区のマンションはバスルームが2つもある物件で、富士山も東京タワーもよく見えたと言います。
しかし、仕事を辞めた昌子さんは母親業に力を入れ始め、突然、門限を厳しくしたり、外出するときは誰とどこに行くか全てチェックするようになりました。

そして今度は「パパの遺言だから、あなたはイギリスに留学しなさい」と、勝手に通う学校もホームステイ先も決めてイギリスへ送り出したのです。
ただ、イギリスでは昌子さんから離れてことで安藤さんは解放感に浸っていました。
また、この地で初めて洗濯や掃除、料理などを覚えたのです。

しかし、留学して2年半ほどした時、昌子さんが体調を崩してしまい、安藤さんは日本に戻ることになります。
そして、再び港区のマンションで母との暮らしが始まリました。

その後、安藤さんは結婚・出産などがありましたが、このマンション内で引っ越しをしながら暮らします。
けれどもその後、昌子さんが脳腫瘍の影響で認知症を患ってしまうのです。

さらにヘルパーさんを雇うも、逆にヘルパーさんが昌子さんを転倒させてしまい、昌子さんが寝たきりになってしまうという悲劇もありました。
昌子さんへの介護は約10年ほど続き、晩年は自然が大好きだった母に緑のある景色を見せてあげたいという思いから、庭付きのマンションに家族で引っ越しをしました。

そこは昌子さんの寝室からは和風の庭園が見える素敵な部屋でした。
医者からは余命1週間と言われた昌子さんでしたが、新しい住まいで1年以上も過ごすことができたのです。




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